無人運航船プロジェクト 実証実験の成果報告 日本財団
日本財団は1日に会見を開き、無人運航船の実装に向けたプロジェクトの一環で大型貨物船による実証実験の成果を発表しました。
日本財団は1日、東京都内で会見を開き、2月26日から3月1日にかけて東京湾と伊勢湾を往復するおよそ800キロメートルの区間で行われた大型貨物船の無人運航と陸上からの遠隔操作による実証実験が成功したと発表しました。
この実証実験は日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の一環で、このプロジェクトで開発された無人運航船が船の多く行きかう東京湾で無人運航の実証実験を行ったのは世界で初めてです。
今回の実証実験の成功は船舶の安全な運航や労務負担の軽減になることが期待されています。
また、3月14日に群馬県の八ッ場あがつま湖で無人運転による水陸両用船の実証実験も行われ、2025年の無人運航船の実用化を目指し、着々と準備が進められています。