歩行者を増やし、まちなかのにぎわいづくりにつなげようと、栃木県小山市で28日から休憩や滞在ができる小さな空間「パークレット」を歩道に設置する社会実験が始まりました。

パークレットが実験的に設置されたのは、JR小山駅西口と桜の名所として知られる城山公園をつなぐ「祇園城通り」の歩道です。パークレットは幅が約4メートル、奥行2メートルほどで、人工芝の上にベンチが置かれ、誰でも24時間使うことができます。

小山市によりますと、このエリアでは空き店舗が増え、これまでに空き地を活用して催しができるスペースをつくったり、通り沿いの飲食店にテラス席を出したりして、にぎわいをつくろうとしてきました。パークレットを設置することで歩行者を増やすとともに、滞在時間を延ばして周辺で買い物をする機会を増やす狙いがあります。

社会実験は3月31日まで行われる予定です。