今年10月に開かれる「いちご一会とちぎ大会」を県民に広く知ってもらうために、日光市内のリンクでは27日、北京オリンピックでメダルを獲得し話題となったカーリングの競技会が開かれました。

日光市の細尾ドームリンクでは、7歳の子どもから73歳の高齢者までおよそ60人が、午前と午後の部の2回に分かれてカーリング競技を体験しました。

県民に「いちご一会とちぎ国体」をもっと身近に感じてもらい、スポーツ活動を行うきっかけをつくることを目的に競技会は設けられましたが、北京オリンピックで日本が銀メダルを獲得したことでカーリングへの関心が高まり、オリンピック終了後に問い合わせが増えたといいます。

今回、リンクは通常の半分の長さで行われました。参加者のほとんどが未経験者で、ストーンの投げ方やブラシの扱い方を熱心に聞き、初めて投げるストーンに悪戦苦闘していました。また地元の宇都宮市に里帰りして参加したカーリング選手もいて、ミニゲームを通じて氷上の頭脳戦を楽しんでいました。

とちぎ国体に関してのデモンストレーション競技は今後、クリケットやパークゴルフなどが県内各地で開かれる予定です。