那須烏山市の川俣純子市長は22日に会見を開き、一般会計で前の年度から2.6%増の111億6千万円となる新年度当初予算案を発表しました。

那須烏山市の新年度の当初予算案は前の年度よりもおよそ2億8千万円、率にすると2.6%増の111億6千万円になりました。

川俣市長は「地方創生充実予算」と命名し、先の読めない新型コロナウイルスに対応し市民の暮らしを守る取り組みを推し進めていくとしています。

主な新規事業ではコロナ禍で苦しむ子育て世代が安心して暮らしていけるように幼稚園・保育園の副食費の助成や小中学校の給食費の助成で合わせておよそ3千900万円を充てています。

また、今年10月に開催される「いちご一会とちぎ国体」へ向けた運営費や会場整備費などでおよそ1億1千万円を計上し、市民一丸となって大会の成功を目指しています。