LGエレクトロニクス・ジャパンは2月7日、4Kプロジェクター「HU710PW」を発表した、2月下旬に発売予定で、予想実売価格は300,000円前後。

HU710PW


プロジェクターシリーズ「LG CineBeam」の新製品で、最大300型の大画面表示に対応する。解像度は4K(3,840×2,160ドット)。青色レーザーを蛍光体に通すことで鮮やかな緑色を表現し、赤・青にはLEDを用いるハイブリッド光源を採用。4K画質に見合った色彩表現を得るとともに、経年による変色やレインボーノイズを軽減する。

また、HDRコンテンツへの対応も重視した。広く使われているHDR10のほか、テレビ放送向け規格のHLG、ゲーム業界のHGiGをサポートし、幅広いジャンルのHDRコンテンツを楽しめる。HDR映像のコマごとのメタデータに従い、フレームごとに明るさや色彩を最適化するという「ダイナミックトーンマッピング」機能も備える。

光源はレーザー+2ch LED


webOSを搭載するスマートプロジェクターのため、再生機器を接続しなくてもNetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用できる。また、同一ネットワーク上のスマートフォンに専用アプリを入れて、リモコン代わりにもできる。

主な仕様は下記のとおり。

画面サイズ/必要距離:40〜300インチ/113〜870cm(1.6xズーム使用時)

解像度:3,840×2,160ドット

明るさ:2,000ANSIルーメン

投影方式:DLP

光源:レーザー+2ch LED

レンズシフト:垂直±60%/水平±24%

HDR方式:HDR10/HLG/HGiG

入出力端子:HDMI×3(うち1つはHDMI 2.1対応)、S/PDIF、USB×2、有線LAN

Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n/ac

OS:webOS6.0

対応サービス:YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TV、U-NEXT、DAZN、Spotify、AccuWeather、Disney+、Apple TV

使用イメージ


webOSを搭載し、各種サブスクリプションサービスにアクセス可能