「これは絶対売れるだろうな」『りぼん』編集長が発想に驚いた作品とは
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。2月3日(木)の放送では、『夢の職業シリーズ〜漫画編集者編〜』をお届けしました。少女まんが雑誌『りぼん』の編集長、相田聡一さんをゲストに迎え、漫画家と編集者の関係性などについてインタビューしました。

相田聡一さんは、『週間少年ジャンプ』の編集者として、入社2年目で『ボボボーボ・ボーボボ』、6年目で『家庭教師ヒットマンREBORN!』、10年目で『バクマン。』を担当し、2018年に『りぼん』の編集長に就任。今回は、パーソナリティのこもり校長と、漫画家を目指す10代リスナーの質問に答えてもらいました。
――リスナーの質問:インパクトのある構図やストーリー、漫画を描くときに気をつけたほうがいいことを教えてほしいです。(14歳女性)
こもり校長:漫画家さんと話すときに、細かい構図やストーリーについて、指示されることもあるんですか?
相田:ありますね。漫画は絵で伝えないといけないので、読みやすさ(が大事)だったり、先生と考えた面白い内容が伝わりづらかったら意味がないというか。僕は絵に対してはプロではないんですけど、客観的に見て漫画の内容がちゃんとスムーズに伝わっているかどうか、スムーズに読めるか……という視点で、構図や画面作りとかをアドバイスする、という感じですね。
こもり校長:ストーリーについても、言うことはあるんですか?
相田:そうですね。もちろん先生にもよるんですけど……客観的な意見を聞きたい、という先生もいらっしゃるので。自分だけで作るよりも、ファンの方や読者の方の意見を取り入れたいから代わりに言ってほしい、みたいなこともあるので。ファンの方の代わりに編集者が伝える、みたいなこともありますし。
漫画家さんによってパターンはいろいろあるんですけど、ただ褒めるんじゃなくて、客観的な意見を言ってあげたほうが先生方も喜ぶことが多いですね。
こもり校長:でも、伝えづらいこともありますよね?
相田:ないとは言えないですね。いちばんいいのは、試行錯誤するなかで「この先生だったら、こういう言い方をすれば伝わるな」とか、そこに気がつくように頑張ることですね。やっぱり相性もありますし、言い方によっての伝わり方もありますし。それは、先生とのコミュニケーションなんですけど。
先生に気持ち良く描いてもらうのが大事だけど、言うべきことは言う、というバランスですね。
こもり校長:そこの関係性が大事なんですね。
相田:漫画家さんは、僕ら編集者を第一の読者と思ってくださることが多いというか。最初の読者としての、素直な反応を知りたい方が多いんです。そこで正直にというか、素直な感想を言うこともすごく大事ですね。そういうところから、信頼関係を作っていくと言いますか。

――リスナーの質問:いままで見てきたなかで、いちばん「すごいな!」と思った作品はありますか?(16歳女性)
相田:いちばんすごい……難しいですね。
こもり校長:“すごさ”も、ジャンルや見る視点によって変わると思いますが……「この方のこういう作り方はすごかったな」とか「そこについていくのは大変だったな」という経験はありますか?
相田:例えばですけど……『バクマン。』の小畑(健)先生は、それまでにも『DEATH NOTE』を描かれていたりして、原作ものの作家をされることが多いんですけど。意図的に、作品のテイストに合わせて絵を変えられるんですよね。
こもり校長:そうなんですか!?
相田:『DEATH NOTE』とか『バクマン。』って、もちろんどちらも小畑先生の絵なんですけど、リアルさとコミカルさのバランスとかが全然違うというか。それは時代とかじゃなくて、本当に作品に合わせて描き換えてくださっていて。より原作が伝わるように考えて、自分の絵柄も工夫してくださるみたいなところがあって。それは本当にすごいなと思いましたね。
担当した作品ではないですけど、副編集長時代に見た『暗殺教室』の“殺せんせー”というキャラを見たときは、「どういう発想で生まれたのかな?」って思って。
こもり校長:黄色いタコですもんね(笑)。
相田:そうなんですよ。でもあのキャラが先生をやる、そこに説得力がある、というのもすごいなと思いましたね。見た瞬間に、「これは絶対売れるだろうな」と思いました。
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聴取期限 2022年2月11日(金)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

相田聡一さんは、『週間少年ジャンプ』の編集者として、入社2年目で『ボボボーボ・ボーボボ』、6年目で『家庭教師ヒットマンREBORN!』、10年目で『バクマン。』を担当し、2018年に『りぼん』の編集長に就任。今回は、パーソナリティのこもり校長と、漫画家を目指す10代リスナーの質問に答えてもらいました。
こもり校長:漫画家さんと話すときに、細かい構図やストーリーについて、指示されることもあるんですか?
相田:ありますね。漫画は絵で伝えないといけないので、読みやすさ(が大事)だったり、先生と考えた面白い内容が伝わりづらかったら意味がないというか。僕は絵に対してはプロではないんですけど、客観的に見て漫画の内容がちゃんとスムーズに伝わっているかどうか、スムーズに読めるか……という視点で、構図や画面作りとかをアドバイスする、という感じですね。
こもり校長:ストーリーについても、言うことはあるんですか?
相田:そうですね。もちろん先生にもよるんですけど……客観的な意見を聞きたい、という先生もいらっしゃるので。自分だけで作るよりも、ファンの方や読者の方の意見を取り入れたいから代わりに言ってほしい、みたいなこともあるので。ファンの方の代わりに編集者が伝える、みたいなこともありますし。
漫画家さんによってパターンはいろいろあるんですけど、ただ褒めるんじゃなくて、客観的な意見を言ってあげたほうが先生方も喜ぶことが多いですね。
こもり校長:でも、伝えづらいこともありますよね?
相田:ないとは言えないですね。いちばんいいのは、試行錯誤するなかで「この先生だったら、こういう言い方をすれば伝わるな」とか、そこに気がつくように頑張ることですね。やっぱり相性もありますし、言い方によっての伝わり方もありますし。それは、先生とのコミュニケーションなんですけど。
先生に気持ち良く描いてもらうのが大事だけど、言うべきことは言う、というバランスですね。
こもり校長:そこの関係性が大事なんですね。
相田:漫画家さんは、僕ら編集者を第一の読者と思ってくださることが多いというか。最初の読者としての、素直な反応を知りたい方が多いんです。そこで正直にというか、素直な感想を言うこともすごく大事ですね。そういうところから、信頼関係を作っていくと言いますか。

――リスナーの質問:いままで見てきたなかで、いちばん「すごいな!」と思った作品はありますか?(16歳女性)
相田:いちばんすごい……難しいですね。
こもり校長:“すごさ”も、ジャンルや見る視点によって変わると思いますが……「この方のこういう作り方はすごかったな」とか「そこについていくのは大変だったな」という経験はありますか?
相田:例えばですけど……『バクマン。』の小畑(健)先生は、それまでにも『DEATH NOTE』を描かれていたりして、原作ものの作家をされることが多いんですけど。意図的に、作品のテイストに合わせて絵を変えられるんですよね。
こもり校長:そうなんですか!?
相田:『DEATH NOTE』とか『バクマン。』って、もちろんどちらも小畑先生の絵なんですけど、リアルさとコミカルさのバランスとかが全然違うというか。それは時代とかじゃなくて、本当に作品に合わせて描き換えてくださっていて。より原作が伝わるように考えて、自分の絵柄も工夫してくださるみたいなところがあって。それは本当にすごいなと思いましたね。
担当した作品ではないですけど、副編集長時代に見た『暗殺教室』の“殺せんせー”というキャラを見たときは、「どういう発想で生まれたのかな?」って思って。
こもり校長:黄色いタコですもんね(笑)。
相田:そうなんですよ。でもあのキャラが先生をやる、そこに説得力がある、というのもすごいなと思いましたね。見た瞬間に、「これは絶対売れるだろうな」と思いました。
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