旗手怜央が躍動! 鮮烈ミドルで初ゴール&追加点起点でセルティックはハーツを振り切る《スコティッシュ・プレミアシップ》

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26日、スコティッシュ・プレミアシップ第23節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)vsセルティックが行われ、1-2でセルティックが勝利した。

この試合では、今冬加入のMF旗手怜央が先発出場。FW前田大然は日本代表の活動のために欠場、MF井手口陽介、FW古橋亨梧はケガのためにメンバー外となった。

現在リーグ戦2連勝中のセルティックは、[4-3-3]の布陣で臨み、旗手は左のインサイドハーフで起用された。

セルティックがボールを保持しペースを握って試合はスタート。2試合目の出場となった旗手は、いきなり結果を残す。

27分、敵陣でボールを奪うと、こぼれ球を拾った旗手が中央をドリブルで持ち上がり、バイタルエリアで右足一閃。強烈なミドルシュートがネットに突き刺さり、セルティックが先制する。

デビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた旗手は2戦目で圧巻のミドルシュート。アンジェ・ポステコグルー監督も満面の笑みでゴールを喜んだ。

先制したセルティックは35分にも追加点。相手陣内でパスを受けた旗手が右サイドへと展開。マット・オライリーが受けると、グラウンダーのクロス。これをギオルコス・ギアクマキスが相手の前に入って巧みに合わせて追加点を奪う。

セルティックが2点リードで迎えた後半、ハーツは62分にリアム・ボイスがスルーパスに抜け出てボックス内左からゴール。オフサイドが疑われたが、VARが導入されていないためチェックはなく、そのままゴールが認められた。

後半は押し込まれることとなったセルティック。72分には、CKの流れからオライリーがハンドを取られてしまいPK。しかし、これをボイスが逆を突くが、左ポストに嫌われ、ボールはギリギリ外れてしまう。

ことなきを得たセルティックだったが、その後もハーツに押し込まれる展開は変わらず。それでも最後まで守り切り、1-2で勝利を収めた。

ハーツ 1-2 セルティック

【ハーツ】

リアム・ボイス(62分)

【セルティック】

旗手怜央(27分)

ギオルコス・ギアクマキス(35分)