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もくじ

中身の伴うものを身の回りに
ー フォー・バイ・イーって何?
ー 「おっ」と思った、走り出し
ー どんな人に最適なクルマか?

中身の伴うものを身の回りに

最近、まわりの友人たちがSUVに興味を持ちはじめている。

わたし自身もそうだからよくわかるのだが、大人になるにつれて、ただ単に見かけが可愛らしいだけではなく、しっかりと中身の伴うものを身の回りに置いておきたくなる。

そういう意味でも、SUVは、特に実用性が高く、最近では多種多様なモデルが増えてきているから、自分らしい1台を選べるところも良い。

そんななか、わたしが注目しているのは、ジープ・レネゲードだ。

ジープらしい力強さはありながらも、丸みを帯びたころんとしたボディ形状や、バッテン(×)を模した遊び心あるデザインなど、心をくすぐられるポイントがたくさん。

そして、世界的に自動車の電動化が進むなか、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルがあるところも気になっている要素の1つだ。

今回は、そんなジープらしい高いオフロード性能を備えつつ、未来を感じさせるPHEVも搭載したジープ・レネゲード・トレイルホーク 4xeをたっぷり体感したい。

▶ ジープ・レネゲード 4xe 公式サイトをみる

フォー・バイ・イーって何?

ジープ・レネゲード・トレイルホーク 4xeは、1.3Lターボエンジンとモーターを搭載するプラグインハイブリッド(PHEV)モデルで、システム最高出力は239psを発生する。

レネゲードの4WDモデルは「4×4(フォーバイフォー)」と呼ばれているが、PHEVモデルの4WDの名称は「4xe(フォー・バイ・イー)」に改められている。

この「e」はもちろん「電気で走る」ことを表しているものだ。

4xeの4WD機構は、簡単にいえば、フロントはエンジンで駆動し、リアはモーターで駆動するという形式をとっている。

そのため、EV走行をする時には、必然的に後輪駆動になる。

「それじゃパワー不足なのでは?」と思う方もいるかもしれないが、リアに搭載されるモーターの最高出力/最大トルクは、128ps/25.5kg-mなので、コンパクトなレネゲードを走らせるには十分なパワーを持っていると言えるだろう。

リチウムイオン電池のバッテリー容量は14kWhで、モーターだけでEV走行する場合には、約48km(WLTCモード)走ることができるという。

充電は、200V電源のみで、日本の急速充電器には対応していないところは注意が必要だ。

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「おっ」と思った、走り出し

ジープ・レネゲード・トレイルホーク 4xeは、最強のオフロード性能を誇るトレイルレイテッドモデルではあるが、今回はオフロードはひとまず置いておいて、PHEVの性能をしっかり確かめるために、都内の街中で試乗をすることにした。

まずは運転席に座って、レネゲード特有のポップなインテリアを楽しみつつ、クルマを発進させていく。

乗り出してすぐに「おっ」と思ったのは、スムーズなその走り出し。停止した状態からスタートする時には、おもにモーターが使われるので、低速からの発進は滑らかで力強いトルクが溢れてくるのを感じることができる。

PHEVモデルを運転することで、自分がこれまで抱いていたレネゲードのポップで元気なイメージから一転、そのスムーズな加速感や車内の静かさに、ワンランク上のモデルに乗っているかのような感覚になる。

PHEVのバッテリーなどによって、車重が重くなっていることも効いているようで、乗り心地もしっとりとして、心地よく運転することができる。

これまで、レネゲードは、その見た目からもポップで快活なモデルだと思っていたが、PHEVモデルの落ち着きのあるその振る舞いをみて「さらに幅広い層にしっくりくるモデルかも」と感じた。

レネゲードが従来持っている、素直で楽しいドライブフィールや高いオフロード性能はそのままに、さらに上質さがプラスされたような印象だ。

EV走行モードにして街中をくるくると走り回りながら、「コンパクトSUVとPHEVの組み合わせは抜群かもしれない」と思うようになった。

都内のような細い路地や狭い駐車スペースでも気を使わずどんどん入って行けるし、大きな買い物をした時でもたっぷりと荷物を搭載できるスペースもある。

しかも、満充電の際、約48kmはモーターのみでEV走行することができるから、家で充電しておけば、日々の通勤や買い物などの短距離であれば電気だけでまかなえてしまう。

もちろん遠出したりする時にはガソリンもあるし、ドライバーには煩わしさや懸念が少なく、気軽に使えるのもいいところだ。

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どんな人に最適なクルマか?

SUVが気になっているという友人たちは、みんなそれぞれライフスタイルは違えど、それぞれが自立していて、自分らしく生きることに長けた人が多い。

身の回りには、自然とそういった考えに沿ったものが集まっていく。

ジープ・レネゲード・トレイルホーク 4xeは、レネゲード本来のユニークなデザインや悪路走破性の高いオフロード性能をしっかり備えつつ、さらにPHEVとして電気を上手に活用しながら、新しいドライブフィールを得ることのできる新世代のモデルだ。

そして、今回体験したように、街中でもどんなところへも気兼ねなく運転して行ける気軽さも持っている。

可愛らしい見た目以上に、クルマと生活するたくさんの楽しさを与えてくれるクルマ。

自分のライフスタイルを大切にしている友人たちにはこういうモデルがぴったりなのかもしれないと思った。

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