発表資料集英社は、同社内に新たにXR事業開発課を設立し、XR事業「集英社 XR」をスタートすると発表した。XR（クロスリアリティ）は、一般的には「VR（バーチャルリアリティ・仮想現実）」や「AR（オーグメンテッドリアリティ・拡張現実）」「MR（ミックスリアリティ・複合現実）」の総称として使われているテクノロジー用語。しかし、集英社では、AR・VR だけではなく、5G以降の未来のインターネット社会における最新メディアとしての「XR（超越現実）」でメディア展開を行っていくとしている。活動の第一歩としては、株式会社ティーアンドエスと業務提携し、事業企画をはじめクリエイティブ制作、サービス企画、システム開発、プロモーション、先端技術における R&D 等において、集英社 XR チームとして取り組む。また、ポケモンGOを生み出したNiantic, Inc.と「Niantic Lightship ARDK」に関するパートナーシップ契約も締結。「Niantic Lightship ARDK」は地球規模のAR体験を可能にする業界標準ツールで、集英社は自社のXRコンテンツを日本をはじめ、グローバル規模での展開を視野に入れている。具体的なプロジェクトなどは明らかにされなかったものの、「キャラクターと現実世界で遊べる」「既存メディアを XR で進化させる」といった未体験のサービスを開発するとしており、現実世界で7つのドラゴンボールを探したり、ナルトの木の葉の里を訪れたりと、ジャンプなどのキャラクター、作品関連で夢のような遊びができるようになるかもしれない。発表資料
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2021/11/11