2012年11月2日、7.9インチの小型タブレット「iPad mini」が発売されました:今日は何の日?
9.7インチで登場したiPadのコンパクト版として誕生したのが、7.9インチの「iPad mini」。
この小型タブレットの初代モデルが発売されたのが、2012年の今日です。
生前のジョブズ氏が小型タブレットを明確に否定していたこともあり、iPad miniは常に噂止まりで、発売されてきませんでした。
しかし2012年になり、AndroidやWindowsで7インチ前後のタブレットの人気が出ると、アップルは方針を転換。7.9インチのiPad miniを正式に発売し、それまでiPhoneでは画面が小さく、iPadでは大きく重たいというユーザーの心をがっちりつかみ、人気モデルとなりました。
同時に発売となった9.7インチの第4世代iPadは、RetinaディスプレイとクアッドコアのA6Xチップを搭載していましたが、iPad miniは画面が小さいこともあって1024×768ドットに。また、プロセッサーも性能の見劣りするデュアルコアA5チップが搭載されていました。性能面では、小型化されたiPad2相当です。
明確に性能差があるため、使用感でいえば当然、第4世代iPadのほうが快適です。しかしWi-Fiモデルの重量で比べると、iPadがで652gだというのに対し、iPad miniは半分以下の308g。この軽さに魅力を感じ、持ち歩きやすいiPad miniを選んだという人も多かったのではないでしょうか。
11月2日のおもなできごと
2011年、ソニーがPS3向け3Dディスプレイ「CECH-ZED1J」を発売
2012年、アップルが7.9インチの「iPad mini」を出荷開始
2012年、キングジムがマウス型スキャナー「MSC10」を発売
2016年、ドコモ・au・ソフトバンクが「Xperia XZ」を発売
2017年、auが「AQUOS sense SHV40」を発売
2017年、富士通とレノボがPC事業の提携合意を正式発表
2018年、ワコムが「Cintiq Pro 32」(DTH-3220/K0)を発売