2022年前半にProMotion採用のミニLEDディスプレイ&M1 Pro/Max搭載のハイエンド「iMac Pro」が登場するとのウワサ
2021年10月に開催した新製品発表イベントの中で新型MacBook Proを発表したばかりのAppleですが、同社が2022年前半にM1 Pro/MaxやミニLEDディスプレイを搭載したハイエンドMacとなる新型「iMac Pro」をリリースすると、Apple関連メディアの9to5Macが報じています。
Leaker claims iMac Pro with M1 Pro/M1 Max chips, ProMotion mini-LED display, and more slated for first half of 2022 - 9to5Mac
9to5Macが情報源としているのは、Apple関連の正確なリーク情報を取り扱うというアナリストの@dylandktさんによるツイート。同氏によると、Appleは2022年上半期に新型iMac Proをリリースするとのこと。
iMac (Pro)
Promotion and Mini Led
Base model 16gb Ram 512gb Storage
M1 Pro and Max
Dark bezels
HDMI, SD Card, Usb C
Similar design to iMac 24 and Pro Display XDR
Starting price at or over 2000 dollars
Ethernet on brick standard
Face ID was tested (Not confirmed)
1H 2022— Dylan (@dylandkt) October 30, 2021
@dylandktさんによると、新型iMac Proのディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーを採用したミニLEDディスプレイとなるそう。なお、ProMotion×ミニLEDという組み合わせは、2021年モデルのMacBook ProやiPad Proに搭載されているLiquid Retina XDRディスプレイと同じです。
@dylandktさんはiMac Proのディスプレイサイズについて特に言及していませんが、2021年4月にデザインを一新したiMacや……
Mac Pro用のディスプレイとして登場したPro Display XDRと同様のデザインになると言及しています。
iMacとPro Display XDRは製品デザインが大きく異なりますが、9to5Macは「@dylandktさんはおそらく過去のMacのような丸みを帯びだ外観ではなく、正方形の(角ばった)外観になると主張していると推測できます」と語りました。また、iMacはベゼル部分が白いのが特徴ですが、iMac Proはベゼルが黒くなると語っており、この点でもデザインがPro Display XDRに近くなる模様。
iMac Proのベースモデルはメモリ(RAM)が16GB、ストレージ(ROM)が512GBとなり、プロセッサは新型MacBook Proと同じM1 Pro/Maxを搭載します。
Macをプロ向けの高性能端末に進化させる次世代Apple Silicon「M1 Pro&M1 Max」発表 - GIGAZINE
さらに、iMac ProのI/OポートにはHDMIポートやSDカードスロット、USB-Cポートが並ぶとのこと。これは新型MacBook ProのI/Oポートと同様の構成です。
加えて、iMacと同じく電源アダプタにギガビットEthernetコネクタを搭載します。
@dylandktさんはiMac Proに顔認証機能のFace IDを採用することが検討されているとも述べています。ただし、Appleの幹部はMacにFace IDではなくTouch IDを採用する理由について「手がすでにキーボード上にあるので、ここにTouch IDを配置しているほうがMacBookにとっては便利だと思います」と説明しています。
AppleがMacにタッチスクリーンやFace IDを搭載しない理由を説明 - GIGAZINE
@dylandktさんはiMac Proの販売価格が2000ドル(約22万8000円)以上からになると語っていますが、これに対して9to5Macは「もしもこの価格帯でiMac Proが販売されれば、それは数か月前に製造中止になったiMac Proではなく、27インチのIntel製iMacのモデルチェンジ的位置づけとなります」と指摘しました。
なお、@dylandktさんは「追加の構成があるかもしれませんが、現時点でははっきりとは言えない」とツイートしており、上記のスペック以外にも何かしらのサプライズ機能が搭載される可能性は十分にあります。