艶やかな時を約束する焼肉割烹5選。コース仕立ての肉料理はムード満点!
“肉”といえば、タレ味が香ばしい“焼肉”を思い浮かべる人が多いはず。
だが、大切な人と特別な時間を過ごしたい時は、果たしてこのチョイスで良いのだろうか。
今回紹介するのは、上質な肉料理を含めたコース仕立ての“おまかせスタイル”の焼肉割烹。大人の夜に相応しい、艶やかな雰囲気の良店を知っておくと心強い味方となるはずだ。
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※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
最近は、肉割烹やコース焼肉も次々と誕生し、お互いの良い点を取り入れながら進化し続けているのをご存知だろうか。
例えば、今までなかった食材との組み合わせでひと味違う肉へのアプローチを切り開いてみせたり、フレンチを思わせるようなカウンターキッチンで優雅にサーブするプレゼンテーションを取り入れたりしている。
こうした多方向へと広がりを見せる、新しきおまかせスタイルの世界。
この特別感溢れる味わいと艶やかな空間は、最も大切な人と過ごすスペシャルなデートに相応しいと言えるだろう。
1.圧倒的な目利きで選び抜いた極上黒毛和牛を西麻布で
『焼肉 うし松』

黒毛和牛は岩手水沢牛、田村牛、飯村牛、特産松阪牛、神戸ビーフなど、極上の但馬系銘柄牛を生産者との信頼関係を築きながら仕入れている。
内装は黒を基調としており、落ち着きのあるスタイリッシュな雰囲気が心地よい。
おまかせコース>>10品1万6,500円
【つきだし】

「前菜三種盛り合わせ」。モヤシと季節の青菜のナムル、白菜キムチの3種類。
自家製の白菜キムチは、マイルドな辛さで酸味が少なく、さっぱりとした味わい。
【椀盛】

丸1日煮込んだ濃厚な「テールスープ」。味付けは塩のみ、というシンプルさが潔い。
胃を温めて、これから始まるコースへの食欲をかきたてる。
【焼き物】
但馬系のブランド牛など、赤身の旨みが濃厚で脂が軽い黒毛和牛の雌のみを使用している。

「塩ハラミ」は、厚切りで肉を堪能できる。

特製割下を塗って焼く「サーロインすき焼き」は、卵黄と肉の甘みが溶け合う。

「熟成タン 特選タン元」。看板メニューの「縛りタン」660円は、必ず追加オーダーしたい一品だ。
柔らかいタン元にねぎを包んで焼くので、噛めばジュワッととろける肉汁とネギが一体化する。
【強肴】

軽やかな口当たりが特徴の「ヒレカツサンド」。
低温調理で絶妙に火入れしたヒレカツは、ソースとの相性を一番に考えた、サクサクとした食感のパンでサンドしている。
【ご飯】

「ガーリック炒飯」。炒飯がおひつに入って登場する姿が珍しい。
低温調理した柔らかいヒレ肉がたっぷりのっているが、梅しそ風味でさっぱりと食べられる。
人形町の高級肉割烹で和牛の旨みを味わい尽くす!
2.知られざる和牛の旨みを感じられる高級肉割烹
『おにく 花柳』

人形町という落ち着いた街にフィットした、老舗の和食店のような佇まい。
コースでは日本料理を基軸とした、肉の数々を提供。店主との軽快なトークが楽しいカウンター席のほか、スタイリッシュな個室も用意。
おまかせコース>>10品2万4,200円
【つきだし】

「玉蜀黍(トウモロコシ)『甘えん坊』すり流し」。
フォアグラのムースの上に和牛コンソメのジュレに、すり流しを重ねた。すり流しに使用する野菜は日によって変わる。
【椀盛】

「和牛テール 丸鍋仕立て」。
すっぽんだしで煮たテールは、ごま豆腐と焼きネギと一緒にいただく。土瓶蒸しのイメージで、最初に濃厚なお出汁を味わう。
【焼き物】
北から南まで国内のあらゆる産地から、確かな目利きで黒毛和牛を選び、個性に合わせた調理法で提供する。

「サーロインの冷たい銀あんがけ」は、サッと火を入れたサーロインにアワビや賀茂茄子を合わせた一品。

「シャトーブリアンのすき焼き」は、砕いた実山椒入りのソースがアクセントに。

塊で焼き上げる「トモサンカクの藁焼き」。和の夏を思わせる藁の香りが食欲をそそる。
【強肴】

パンより肉が分厚い「ヒレカツサンド」。
思い描いた形に近づけるため、パンもパン粉も特注品。上のパンはカリッと、下のパンはふんわりと焼き上げている。
【ご飯】

食事は季節の炊き込みご飯。この日は「新しょうがご飯」。
牛肉のしぐれ煮のごまダレがけをかけていただく。最後に出汁を加えてお茶漬けにして楽しんで。
エレガントな空間でいただく最高峰の神戸牛
3.艶やかなカウンターで、最高峰の神戸牛を堪能する幸せたるや
『雪月花 銀座』

インテリアデザイナーの森田恭通氏が手がけた、エレガントな内装が特徴。
目の前のカウンターで日本屈指の神戸牛を料理人が焼き上げるライブ感や、迫力あるプレゼンテーションは“肉割烹”の枠を超えている。
おまかせコース>>18品2万7,500円
【つきだし】

この日の「お造り」はサガリとタン。
サガリには純血種の烏骨鶏の黄身を和える。タンは極上の肉を3〜4時間昆布で締め、旨みが濃いしっとり食感に仕上げる。
【椀盛】

「コンソメスープ」。希少な神戸牛だけからとったコンソメは、クリアで美しいビジュアル。
ワイングラスでサーブするのは、高貴な香りを楽しんでほしいから。
【焼き物】
『雪月花』はグループ店含め多数の神戸牛を落札するが、その中の最高峰を銀座店で提供している。

厚切りの「タン塩焼き」は柔らかく弾むような歯ごたえ。

ミノ、シマチョウ、レバー、ハツなど、その日仕入れた最高峰の部位を使用した「ホルモン」はどれも驚くほど臭みのないクリアな味。
内臓が苦手な人でも食べられる。

断面が美しい「シャトーブリアン」は赤身の味わいと脂の調和が見事。
【強肴】

「テール煮込み」。コラーゲンたっぷりの牛テールは、火を入れて、休ませてを3日かけて繰り返す。
ほろりと骨から外れる肉と八丁味噌のコクが見事に合う。
【ご飯】

肉の甘みが他の素材の味を圧倒するまで肉を投入するという店主・田中 覚さんの実家のカレーのセオリーを踏襲。
ファンが多く、通販でも取り扱っている。
懐石コースに焼肉を挟んでいく革新的スタイル!
4.表参道の路地裏に潜むのは、日本料理と焼肉の“いいとこ取り”
『日本焼肉はせ川 表参道店』

世界で活躍する左官職人の久住有生氏が手がける土壁と陶芸アーティストの内田鋼一氏の個性的な器の数々が和の空間を演出。
料理は、懐石コースに焼肉を挟んでいくという革新的なスタイルだ。
平家〜へいけ〜コース>>17品2万円
【つきだし】

日本料理の職人ならではの技術で食材を美しく仕立て、季節を表現。
名残り鮎の緑酢、車海老丹波揚げ、銀杏丸十、百合根団子、すすきに見立てた素麺などが見事だ。
【椀盛】

かぼちゃの甘みが滋味深くゆき渡る、濃厚なピュレのような「南瓜摺り流し」。
季節の食材を契約農家から取り寄せ、職人が取るかつおだしと合わせた本格派。
【焼き物】
牛肉は、ほぼ松阪牛をベースに34ヶ月以上の雌牛のみを一頭買いしている。

「黒毛和牛のタン元 花網厚切り」は厚みに圧倒されるが、驚くほどの柔らかさ。

きめ細かなサシが美しい肉は、手前は「ざぶとん」、奥は「とうがらし」。
味噌と醤油の2種類のタレでいただく。

ステーキさながらの厚さを誇る「シャトーブリアン」。
チーズ用のグレーダーで削った黒トリュフをたっぷりとのせていただく。
【強肴】

「和牛の蕎麦仕立て」は、但馬牛のもも肉を蕎麦のように細切りにし、出汁をかけていただく。
ユッケを日本のスタイルで提供できないかと考え、開発された一品。
【ご飯】

「和牛の握り 雲丹とこぼれいくら」。名前の通り、いくらがこぼれるようにのった逸品。
薄切りのもも肉は醤油を薄く塗って炙っている。海苔でくるりと巻いて。
西麻布にある全室個室のラグジュアリー焼肉店!
5.全室個室のみという優越感!都内屈指のラグジュアリー焼肉店
『西麻布 焼肉X〜TEN〜』

ラグジュアリーな内装の個室を全4室用意している。2つのグリルを使い、目の前で肉を熟知した焼き手が焼き上げてくれる。
他人の目を気にしない個室のリラックス感と、カウンターキッチンのようなライブ感を同時に味わえる。
TENスタンダードコース>>18品3万5,200円
【つきだし】

6種類の季節の野菜を使った「ナムル」は八寸のようで楽しい。
青唐辛子と合わせた山梨産トウモロコシ、生姜が効いたごま油で和えた沖縄産丸オクラなどが堪能できる。
【椀盛】

「都萬牛エキス」は滋味深いコンソメスープ。
宮崎産の都萬牛を、その地元の霧島連山の天然水で静かに炊き約5日かけて抽出。雑味のない透き通った味わい。
【焼き物】
牛肉は、宮崎県で育てられる都萬牛をはじめ、兵庫県の但馬玄など、生産者の牛の育て方への思いまでこだわって仕入れている。

鮮度のいいきれいな「レバー」は、目の前で搾ってくれる。フレッシュなごま油の香りがたまらない。

「但馬牛タン」は中にねぎたっぷり。梅しその風味で爽やかにいただく。

「松阪牛サーロイン」。
名古屋コーチンのブランド飛来幸地鶏の卵を醤油漬けにした特製タレを絡めて。
【強肴】

「牛タンスープ」。但馬牛の牛タンを約8時間かけて煮込む。
箸でほろりと切れるほどの柔らかさに驚く。澄んだスープにも牛の旨みが濃厚に溶け出している。
【ご飯】

ひつまぶしならぬ「もつまぶし」。
ホルモンをたっぷり入れて炊き込んだご飯は、脂の旨みがお米に回ってコク深さを増長させる。2杯目はお出汁をかけて。
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いまどき感あふれる、おまかせスタイルの肉料理はムード満点。
素敵な時を過ごすには、味はもちろんだが、雰囲気重視でお店選びをしてみてはいかがだろうか。
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