発足したばかりの「デジタル庁」、ロゴやカラーなどのビジュアル・アイデンティティを紹介
セーフエリア設定のイメージ
デジタル時代の官民のインフラを作り上げることを目指して立ち上げられた「デジタル庁」が9月1日に発足した。初日のリリースでは、「ロゴやカラーから構成される、デジタル庁のビジュアル・アイデンティティをご紹介します」として、視覚的象徴のガイドラインなどを公開している。
「デジタル庁」のロゴタイプ
ロゴデザインは、日本語の「デジタル庁」と英語の「Digital Agency」の2種類を用意。
また、図形(シンボルマーク)を使わない意図としては、文字列(ロゴタイプ)のみにすることで、スタートアップのようにスピーディに進む過程をプロジェクトとして体現し、ロゴに反映するとしている。
ロゴを使用する際にロゴがしっかりと見えるよう、文字や図形など他の要素をできるだけ離す「セーフエリア」が設定されている
色については、代表カラーとして白と黒を選択。シンプルな色使いにした理由としては、多様性のあるデジタル社会を目指し、横断的に関わりながら共に創る姿勢を体現したという。
プライマリーカラーイメージ
コロナ禍では、感染者の集計がFAXを利用しての手入力だったり、テレワークしているのにハンコのために出社したり、約4億円をかけた「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA(ココア)」は不具合続出でもはや誰も使っていないなど、日本のアナログ頼りと脆弱なデジタル基盤が露呈してしまった。
他国と比べても周回遅れといった感があり、今後デジタル庁がどのように旧態依然の日本から脱アナログを果たすのか、期待したい。
ごちゃごちゃした感のある他の庁のホームページと比べて非常にシンプルなデジタル庁のサイト
発表資料
URL:https://www.digital.go.jp/about/brand
2021/09/01