©山粼友也

2021年8月28日(土)から10月11日(月)まで、キヤノンギャラリーSにて、山粼友也氏の写真展「少年線」が開催されている。入場無料、日祝休館で、開館時間は10:00〜17:30。展示作品は、主にキヤノンのデジタルカメラ「EOS R5」と「EOS R」で撮影されており、同じくキヤノン製の大判プリンタ「imagePROGRAF」で出力されている。

山粼友也氏は1970年に広島県で生まれ、日本大学芸術学部写真学科を卒業。鉄道写真家の真島満秀氏に師事した後、フリーランスでの活動を経て、有限会社レイルマンフォトオフィスを設立した。独自の視点から鉄道写真を多彩に表現し、出版や広告など幅広い分野で活躍している。

山粼氏は鉄道写真を撮ることが好きではあるものの、車両にはほとんど興味がないという独特な写真家。経験を積んで、さまざまな人と出会ううちに「車両や景色の魅力を伝えるのではなく、鉄道をモチーフとした1枚の作品としての魅力を伝えたいと思うようになってきた」と語る。本展でも車両がメインの写真ではなく、鉄道を取り巻く心が温まるようなスナップ写真を中心に、約40点の作品を展示。会場では、まるで駅舎にいるかような没入感が演出されている。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間:
2021年8月28日(土)〜10月11日(月)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンギャラリーS
tel. 03-6719-9021
url. http://canon.jp/