障がいがある人たちが日ごろ培ってきた仕事の技能を競う大会、「とちぎアビリンピック」が3日、宇都宮市で開かれました。

とちぎアビリンピックは障がいがある人の雇用を促がすことなどを目的に毎年、開かれています。

新型コロナウイルスの影響で去年は一部の競技が映像を使った審査になるなど変更がありましたが、ことしは無観客としたものの競技は例年通り、開催されました。

  この日は「ワード・プロセッサー」や「表計算」など10種類の種目に特別支援学校や企業などから70人が出場しました。

「喫茶サービス」の種目で、接客や飲食物のスムーズな提供を他の選手と連携して行います。

また「製品パッキング」では、荷造り用の段ボールの組立を制限時間の中で行い、出来栄えや速さを競いました。

優秀な成績を収めた選手は12月に東京で開かれる全国大会に出場します。