栃木県と宇都宮市は1日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、宇都宮市、真岡市、壬生町、市貝町、大田原市、小山市、那須塩原市、栃木市、下野市、高根沢町などの未就学児から90代までの男女27人です。

このうち1人は真岡市内の接待を伴う飲食店が感染経路とみられ、30日までにこの女性を含む従業員や利用客など5人の感染が確認されたため、県は県内72例目のクラスターに認定しました。

県内の感染者は累計で7,052人となりました。  

現在の療養者は240人、重症者は9人、入院調整中は22人です。

また、県はこれまでに陽性が判明した20代の男性から県内5例目となるインド由来の変異株を確認したと発表しました。

インド由来の変異株が確認されたのは県内ではおよそ1カ月ぶりです。

このほか佐野市ではワクチンの接種券を16歳から64歳までの市民に7月7日から発送します。

予約の受付は基礎疾患のある人が7月26日から、高齢者施設などの従事者と60歳から64歳までの人が8月2日から専用のウェブサイトなどで始めるということです。

近県の状況は埼玉県で1人の死亡と142人の感染、茨城県で1人の死亡と27人の感染、群馬県で1人の感染を確認しています。