アイスホッケーアジアリーグのH.C.栃木日光アイスバックスに北米プロリーグ3部で2シーズンプレーした寺尾勇利選手の復帰が決まり29日、入団会見が開かれました。

日光市出身の寺尾選手は2018‐19シーズンまでバックスでプレーした後、北米3部リーグに相当するECHLのユタ・グリズリーズに移籍し、スピードやハンドリングなど高いテクニックで評価を得ました。

昨シーズンも再びグリズリーズと契約しましたが、新型コロナウイルスの影響もあり11月までの期限付きでバックスでプレーした後に渡米。

しかし、12月の試合中に大けがをしてシーズン途中に帰国し、3月に手術を受けました。

一度は引退を考えたという寺尾選手でしたが、バックスからの強いオファーに応える形で入団を決意したということです。

飯村喜則ゼネラルマネージャーは寺尾選手の入団について「これまで経験してきたことをチームに還元しリーダーの1人として頑張って欲しい」と期待を寄せました。