栃木県内19人感染 宇都宮市でワクチン保管事故 新型コロナ 29日発表
栃木県と宇都宮市は29日、新たに19人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
感染が確認されたのは、那須烏山市、真岡市、栃木市、小山市、さくら市、宇都宮市、日光市、鹿沼市、足利市の未就学児から70代までの男女19人です。
このうち14人は感染経路が不明です。
県内の感染者は累計で6,996人となりました。
現在の療養者は228人、重症者は12人、入院調整中は13人です。
宇都宮市は29日、ワクチンの保管事故が発生したことを発表しました。
市内の医療機関で28日、ワクチンを保管している冷蔵庫の扉に保管物が挟まったことで、およそ15時間、ワクチンが常温状態で放置され72回分のワクチンが使用不能になりました。
該当の医療機関には新しいワクチンが再配送され、通常通り接種を行っていて、市民への影響はないとしています。
宇都宮市は現在1日1回としている温度確認を1日複数回にすることや冷蔵庫内の温度の記録をとるなどして徹底して再発防止に努めていくとしています。
近県の状況は埼玉県で1人の死亡と76人の感染、茨城県で26人の感染、群馬県で3人の感染を発表しています。