大嘗祭に「とちぎの星」献上 記念碑が完成
天皇陛下の皇位継承に伴い執り行われた大嘗祭で、東日本からは高根沢町でとれたコメが献上されたことを記念した石碑が完成し、28日に除幕式が行われました。
栃木県はおととし11月の大嘗祭で悠紀地方(ゆきちほう)、東日本の献上するコメの産地に選ばれ、高根沢町の生産農家の石塚毅男さんが育てた県のオリジナル品種「とちぎの星」が献上されました。
これを記念した石碑を石塚さんが自宅の敷地内に設置し、関係者に披露しました。
石碑には斎田に選ばれたことを記念した一文や献上されるまでのさまざまな儀式の日程が刻まれています。
石碑は献上したコメが育てられた田んぼを見渡せる場所に設置され、歴史的な出来事を後世に引き継いでいきたいという思いが込められています。