栃木県と宇都宮市は28日、新たに18人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、宇都宮市、鹿沼市、小山市真岡市、高根沢町の未就学児から60代までの男女18人です。

このうち未就学児2人が県内71例目の宇都宮市の保育施設のクラスター関連です。

県内の感染者は累計で6,977人となりました。  

現在の療養者は221人、重症者は12人、入院調整中は16人です。

その他、宇都宮市は毎年11月に行われる上河内地区の羽黒山梵天祭りについて、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から神社とも協議し、梵天の奉納の中止を決めたと発表しました。

江戸時代からおよそ350年続く伝統の祭りで毎年8万人が訪れますが、去年に続いての中止となります。 

栃木市のとちぎ秋まつりも今年の中止が発表され、来年の開催を目指すとしています。

近県の状況は埼玉県で68人の感染、茨城県で1人の死亡と14人の感染、群馬県で3人の感染を発表しています。