宇都宮市で地元出身の初代横綱にちなんで子どもたちによる相撲の大会が開かれました。

栃木県総合運動公園の相撲場で開かれた第39回わんぱく相撲うつのみや場所は競技を通して、子どもたちに礼儀を学んでもらおうと宇都宮青年会議所が毎年開いているものです。

江戸時代に活躍したとされる初代横綱、明石志賀之助が宇都宮の出身だったことから郷土愛につなげたいという狙いもあります。

去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年ぶりの開催となりましたが、今年は県内の小学生の男女およそ200人が参加しました。

試合は学年ごとのトーナメント戦で行われ、まわしを付けた子どもたちはハツラツとした動きで相手を土俵の外に押し出したり倒したりして練習の成果を披露していました。

4年生から6年生の部で優勝した男女6人は9月と10月に予定されている全国大会に出場します。