高校生が「養蜂」サクラの木からハチミツ作り
小山市の高校では、ミツバチの飼育からハチミツの採取まで校内で一貫して行うプロジェクトを進めています。
24日に高校生が、ハチミツを採取しました。
小山北桜高校で行われている「北桜高ミツバチプロジェクト」。
今年で開校50周年を迎える小山北桜高校では、開校時に敷地内に植えられたサクラの木が老朽化し、今後伐採される可能性がある中歴史あるサクラを使った記念のものを作りたいとサクラの木からハチミツを作る「養蜂」に取り組んでいます。
24日は農場長の郄橋征敏教諭が巣枠についた蜜蓋をナイフで取り除いた後、遠心分離機に巣枠ごと入れ、生徒たちが機械を操作していきました。
機械から出てきたハチミツをろ過して食べられる状態にすると生徒たちがその場で試食。じっくりと味わいました。
プロジェクトには5つの学科の3年生が参加していて蜜のもととなる樹木の調査や巣箱の作成など、それぞれの工程で「総合産業高校」の特徴を生かした分担がされています。
このハチミツを練り込んだクッキーが11月に行われる記念式典で配られる予定です。