歴史問題ゆえか、中国は日本に対して常に強い警戒心を持っているようだ。中国メディアはこのほど、日本の真の実力について4つの特徴があると分析する記事を掲載した。この実力を知ると、「日本を強く警戒すべき」であることがよく分かるという。(イメージ写真提供:123RF)

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 歴史問題ゆえか、中国は日本に対して常に強い警戒心を持っているようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の真の実力について4つの特徴があると分析する記事を掲載した。この実力を知ると、「日本を強く警戒すべき」であることがよく分かるという。

 記事が挙げた1つ目の特徴は「敗戦国のため、多くの面で制限を受けている」ことだ。これはつまり、米国の「弟分」となっていることを意味しており、いまだに正式な軍隊を持っていないなど多くの面で制限を受けているにもかかわらず、自衛隊の実力は極めて高く、その実力は上昇を続けているため注意が必要だとしている。

 2つ目は「総合的な実力がアジア第2位」であることで、経済、軍事、工業、科学技術など、どの分野を見ても「アジア第2位の強国」と言えるという。記事では明確に述べていないが、アジア1位は中国ということなのだろう。

 3つ目は「科学技術強国」であること。教育を重視している日本は、科学技術のレベルも高く、今でも世界トップレベルだと紹介。多くの先端技術を握っており、今後も発展し続けていくだけの大きな潜在力を持っているとした。

 最後に記事は「日本は強い野心をもっている」と主張。ヘリコプター搭載型護衛艦を空母に改修する方針だけでなく、多くの先進的な戦闘機も保有しており、海軍力も空軍力も相当な実力を有していて「日本は敗戦後もずっと大きな野心を抱き続けている」と強い警戒感を示した。

 記事は、こうした要素のゆえに「世界中の国が日本に対する警戒を怠るべきではない」と主張しているが、むしろ今は世界中の国が中国を強く警戒しており、中国の野心の方が多くの人の目に明らかだと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)