ビールを片手に雪を溶かし始めた男性(画像は『Fox News 2020年12月27日付「Kentucky man goes viral for clearing snowy driveway with flamethrower」』のスクリーンショット)

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雪かきは想像以上に重労働だが、自宅の車庫前を除雪しようとしたアメリカの男性はスコップではなく家庭用の火炎放射器を持ち出して除雪し始めた。男性の風変りな除雪の様子に「天才か?」と驚きの声が相次いでいるが、「人間が簡単に環境破壊できる方法を見つけたようだ」などネガティブなコメントも届いている。『10NEWS』などが伝えた。

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米ケンタッキー州アシュランド在住のティモシー・ブローニングさん(Timothy Browning)は今月26日、自宅の車庫前から道路までの道に雪が積もってしまったので除雪を始めた。

ティモシーさんのFacebookに投稿された動画は「ブローニングの除雪サービス受付中」という女性の声から始まった。ティモシーさんはクリスマスコメディ映画『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』の主人公からアイディアを得て、耳当てのついた帽子と白いバスローブ、そして靴下を履いている。

寒そうな格好をしたティモシーさんの片手には缶ビールが握られ、もう片方の手にはスコップではなく家庭用火炎放射器を持っており、ビールを一口飲むとスイッチを入れて大きな炎を噴射して雪を溶かし始めた。その後、ビールを飲み切ったティモシーさんは缶を近くに放り投げ、両手で火炎放射器を掴んで除雪を進めたのだ。

その様子を道路の反対側にいたジョーダン・ポジュナバクさん(Jordan Podunavac)が目撃し、動画に収めていた。ジョーダンさんは遠い位置から撮影しているが、それでも大きな炎が確認できる。ジョーダンさんの動画がTwitterに投稿されると、28日の時点で再生回数が34万回を超えるほどの反響を呼んだ。

ユーザーたちは「この天才は誰だ?」「明日の朝8時にうちの前を頼む」「警察もこの方法で道路を除雪した方がいいよ」など、ティモシーさんの発想に驚いた。

また「良いアイディアね! この火炎放射器はどこで買えるの?」「次の誕生日には火炎放射器をねだろうかな」「今すぐ欲しいよ」といった声も届き、降雪の多い地域の人たちがこのアイディアに賛同した。その一方で「雪を解かすのはいいんだけど、今度は凍っちゃうんじゃない?」「見てよ、空気が汚染されている。人間が簡単に環境破壊できる方法を見つけてしまったね」など否定的なコメントも見受けられた。

画像は『Fox News 2020年12月27日付「Kentucky man goes viral for clearing snowy driveway with flamethrower」』『Diply 2019年10月26日付「Give Your Lawn The Griswold Treatment With This Inflatable ‘Christmas Vacation’ RV」(IMDB)』『Chad 2020年12月26日付Twitter「Here’s one way to do some quick snow removal, by flamethrower.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)