オオカミ少女とハンターの少女の友情を描く映画「ウルフウォーカー」の予告編が登場
アニメーション映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」で、アカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされたトム・ムーア監督の新作アニメーション映画「ウルフウォーカー」の予告編が、2020年10月8日に公開されました。ケルトの世界をテーマに、数々の長編アニメ映画を手がけてきたムーア監督率いるカートゥーン・サルーンの最新作では、不思議な力を持つオオカミ少女・メーヴとハンター見習いの少女・ロビンがアイルランドの大自然の中で育む友情が描かれています。
弓を手に、不安げな面持ちで森を歩く少女・ロビン。
ロビンが探していたのは、森でワナを仕掛けているウルフハンターの父・ビルでした。
「森の中はオオカミだらけだ。オオカミを追い詰めるのは私の仕事だぞ」とたしなめる父に、ロビンは……
「2人でならオオカミでもクマでも、ドラゴンだって狩れるわ!」とはしゃぎます。
そんなロビンを、何者かが茂みの中から見つめています。
その正体は、オオカミと言葉を交わし自然の魔法を操るといわれている「ウルフウォーカー」の少女・メーヴでした。
メーヴの姿を追って、森の奥深くに迷い込んでいくロビン。
オオカミの姿をみてあわてて物陰に隠れたロビンに……
オオカミに乗ったメーヴが「人間のにおいがする。出ておいで」と迫ります。
「あなたは……」「ウルフウォーカーよ」
ウルフウォーカーは昼間は少女の姿で、夜はオオカミに変身する存在です。
ある晩、眠っているロビンに異変が訪れました。
窓ガラスに映った自分の姿や手足がオオカミになっていることに気付き、困惑するロビン。
思わず森に逃げ込んだオオカミのロビンを、オオカミの姿のメーヴが温かく迎えます。
夜ごとオオカミとなって遊び、友情を深め合うメーヴとロビンですが……
人間によるオオカミ狩りが始まってしまいます。
「必ずお前を守ると、母さんに誓ったんだ」と話す父・ビル。
しかしロビンは、父と決別しオオカミと街から逃げ出すことを選びます。
2人の友情の行方とは?
「ウルフウォーカー」
映画「ウルフウォーカー」は2020年10月30日に封切りされる予定で、YEBISU GARDEN CINEMA、テアトル梅田ほか全国劇場で順次公開されます。また、12月11日からはApple TV+でも配信予定です。