【前園真聖コラム】第311回「今ヨーロッパへの移籍で求められること」
15日、FC東京の室屋成は名古屋戦の後、移籍セレモニー、記者会見をやるとすぐに空港に向かい、ドイツに向かって旅立ったそうです。7月に橋本拳人がロシアのFCロストフに移籍し、東京Vのキャプテン藤本寛也がポルトガルのジル・ヴィセンテに行くなど、今年も数は少なくなりましたが、日本人選手がヨーロッパに向かいました。
昔はヨーロッパに行って、たとえ試合に出られなくても非常に貴重な経験を積むことが出来ました。ですが今はもう、トレーニングで得られる経験以上のものを試合に出場して得なければいけないレベルに日本は来ています。
その意味では今ヨーロッパにいる選手、そしてヨーロッパに向かった選手にはぜひがんばってほしいと願いますし、前田大然のように一度日本に戻ってきた選手は、またここで結果を出して再度海外に行ってもらいたいと思います。
そして移籍と言えば、やはりマジョルカの次の新天地をビジャレアルに決めた久保建英は外せないでしょう。久保は多分他の国のリーグからも誘われていたと思います。でもその中でビジャレアルを選んだというのは、非常に堅実な選択でした。
次のステップアップをするためにはどこに行くのが一番いいか考えた中で、同じリーガ・エスパニョーラのよりレベルが高く、チャンピオンズリーグが狙えるクラブということでのチョイスなのだと思います。慌てて上を目ざさず、着実に自分が登っていく絵を描きながらの行動です。
もっともチーム内での競争はさらに激化するでしょう。その中で結果を出さない限り、絵を完成させることは出来ません。それでも久保はこの1年でつけた自信を持って移籍したはず。ますます楽しみになってきました。
ところでヨーロッパではチャンピオンズリーグもまだ終わっていないし、日本ではJリーグが序盤戦と不思議な時期に選手が移籍しているように見えますが、実はヨーロッパの移籍期間としてはほぼ例年どおりとなります。ベルギーではシーズンが始まりましたし、他の国でも本格的な準備が始まります。そのため室屋は一刻も早く渡欧したかったのでしょう。Jリーグと同様、海外サッカーにも注目しなければならない季節になってきました。
昔はヨーロッパに行って、たとえ試合に出られなくても非常に貴重な経験を積むことが出来ました。ですが今はもう、トレーニングで得られる経験以上のものを試合に出場して得なければいけないレベルに日本は来ています。
そして移籍と言えば、やはりマジョルカの次の新天地をビジャレアルに決めた久保建英は外せないでしょう。久保は多分他の国のリーグからも誘われていたと思います。でもその中でビジャレアルを選んだというのは、非常に堅実な選択でした。
次のステップアップをするためにはどこに行くのが一番いいか考えた中で、同じリーガ・エスパニョーラのよりレベルが高く、チャンピオンズリーグが狙えるクラブということでのチョイスなのだと思います。慌てて上を目ざさず、着実に自分が登っていく絵を描きながらの行動です。
もっともチーム内での競争はさらに激化するでしょう。その中で結果を出さない限り、絵を完成させることは出来ません。それでも久保はこの1年でつけた自信を持って移籍したはず。ますます楽しみになってきました。
ところでヨーロッパではチャンピオンズリーグもまだ終わっていないし、日本ではJリーグが序盤戦と不思議な時期に選手が移籍しているように見えますが、実はヨーロッパの移籍期間としてはほぼ例年どおりとなります。ベルギーではシーズンが始まりましたし、他の国でも本格的な準備が始まります。そのため室屋は一刻も早く渡欧したかったのでしょう。Jリーグと同様、海外サッカーにも注目しなければならない季節になってきました。

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。