300人の国会議員を選ぶ4年に一度の総選挙が4月15日に行われる(コラージュ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】政府系シンクタンクの韓国保健社会研究院とソウル大の社会福祉研究所は8日、2019年2〜5月に国内の6331世帯を対象に政治参加や政治志向、福祉への意識などを調査した結果をまとめた報告書を公表した。

 韓国の政治状況についての満足度を尋ねたところ、「不満足」との回答は74.9%で、「満足」は6.1%にとどまった。「満足でも不満足でもない」は17.3%だった。

 政治への関心については、「関心がない」が50.5%、「関心がある」は48.9%だった。

 自身の政治志向に対しては、「中道」が41.5%で最多を占め、「進歩(革新)的」が31.1%、「保守的」が20.2%だった。

 福祉に対する意識も調査した。社会福祉を増やせば国民の働く意欲が低下するという意見をどう考えるかとの質問に、46.6%は「そうではない」と回答。「その通りだ」は35.0%だった。

 また、成長と分配のどちらが重要かについて、「成長が重要だ」は51.6%で、「分配が重要だ」の48.3%をわずかに上回った。