李登輝氏の容体について説明する王燕軍氏

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(台北中央社)牛乳を誤嚥(ごえん)して入院している李登輝元総統の容体について、李氏弁公室の王燕軍主任は23日午後、李氏が肺炎を患っていると明らかにした。現在治療中で、容体は安定しており、回復に向かっているという。

李氏は8日に牛乳を飲んだ際、喉に詰まらせてせき込み、台北市内の病院に検査入院。王氏は16日、李氏に肺浸潤が見られると明かし、肺炎を引き起こすのを防ぐため、面会謝絶とするとしていた。

王氏は23日午後、病院の外で会見を開き、当初の肺浸潤から肺炎に進行したと説明。李氏が心臓病を患っているため、肺炎治療のための強い抗生剤を使うことはできないと説明し、弱い薬で治療を続けていると話した。意識ははっきりしているという。

(葉素萍/編集:楊千慧)