ディスカウントストアのドン・キホーテ<7532>は15日、弁当・惣菜店「オリジン弁当」などを展開するオリジン東秀<7579>の株を約46.2%保有していることを発表した。

 ドン・キホーテによると、オリジンへのTOBが不成立に終わった翌10日から15日にかけて、市場で発行済み株式総数の約15.2%を取得。TOB実施前から保有していた約30.9%と合わせて、保有割合が約46.2%に増加したとしている。

 オリジン株をめぐっては、ドンキが約33.4%以上を保有することを目指し、1月16日から2月9日までTOBを実施したが、不成立に終わっている。オリジンは賛同していなかったため、イオン<8267>に支援を要請。これを受け、イオンはオリジン株の過半数取得を目指し、3月1日までTOBを実施している。【了】

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