世界初公開のARでテーブルがサッカーのピッチになる「ウイイレAR」
コナミの人気サッカーゲームシリーズである「ウイニングイレブン」は、2019年9月12日の東京ゲームショウ20191日目に最新作となる「eFootball ウイニングイレブン 2020」が発売したばかり。ウイニングイレブン 2020のモバイル版は10月にアップデート配信される予定となっているのですが、まだモバイルゲームとしての配信予定は未定ながら、ARを用いた「ウイイレAR」なるものも開発中であり、これが参考展示ながら東京ゲームショウ2019の中で世界初公開されるということで実際にどんなゲームに仕上がっているのかプレイして確かめてきました。
https://www.konami.com/games/event/tgs/
ウイイレARがどんなARアプリになっているのかは、以下のムービーを見れば一発でわかります。
世界初公開の「ウイイレAR」をプレイするとこんな感じ - YouTube
ウイイレARは開発中のゲームであり、配信予定も未定というものですが、ホール5にあるコナミブースの一角で世界初公開されています。デモプレイが行われているエリアはこんな感じ。
木製の大きなテーブルが置かれており……
真ん中にはウイイレのエンブレム。
そして2台の12.9インチiPad Proが置かれているのみ。テーブルのサイズに対してタブレットが2台だけということでかなり不自然に見えますが……
このタブレットでARを用いてウイイレをプレイします。
さっそく試合がスタート。なんと、机をサッカーのピッチに見立て、ゲームの中のキャラクターたちがサッカーをプレイし始めました。なお、デモ機は2台用意されていて、1台は実際にウイイレARでサッカーをプレイできる端末で、もう1台はその様子を観戦する用の端末。最初に触ったのは観戦用端末でした。
展示されているのはあくまでも試作段階のものであり、モバイルアプリとして正式にリリースされるかどうかも記事作成時点では不明とのことですが、テーブル上で動くサッカー選手たちは紛れもなく「ウイイレ」そのもの。デモに使用されているのが縦280.6mm×幅214.9mmとA4ノートよりも大きな12.9インチiPad Proであるため画面上に表示されている選手一人一人はかなり小さく感じますが……
画面はどこに向けてもOKなので、ゴール裏から試合をプレイ・観戦してもOK。
東京ゲームショウ2019で展示されているウイイレARはテーブル上に置かれたウイイレエンブレムをマーカーにしてピッチを展開しているとのこと。そのためピッチ中央のセンターサークル上にウイイレエンブレムが配置されるようになっています。ウイイレアプリで遊ぶ際はこのエンブレムが必要なのかと思いきや……
実際はマーカーなど必要なく、ピッチを表示したい場所をタップするとそこに仮想ピッチが展開されるとのこと。ウイイレエンブレムをマーカーとしているのはあくまで東京ゲームショウ2019仕様であり、デモアプリの段階であってもカメラからエンブレムが見切れてしまってもしっかりピッチを表示し続けることができていました。
前半が終了するとこんな感じで試合のスタッツが表示され、あらためてウイイレであることを思い知らされます。
前半のハイライトシーンなども再生されるため、「テーブル上でサッカーをしている」という以外は完璧ウイイレそのもの。
後半からは実際に試合をプレイ。画面右下に操作用の仮想ボタンが表示され、守備時は「タックル」「プレス」「カーソル」「ダッシュ」という4つのボタン。
攻撃時は「クリア」「スルーパス」「パス」「ダッシュ」という4つのボタンを使ってプレイ。
操作方法は初期状態だと「クラシック」になっていたのですが、モバイル版の「ウイニングイレブン」と同じ方法の「アドバンス」に変更することも可能。
操作方法を変更すると画面上から仮想ボタンが消え、より直感的に操作できるように。
ゴール前まで攻め込むんで……
PKを獲得。
画面を縦持ちにして選手目線でPKの瞬間を楽しむこともできます。
GKの逆を突いてゴール！
ウイイレARは「学校の机で友達とプレイ」などを想定しているようで、観戦モードも存在するため友達同士でプレイしたり観戦したりすれば盛り上がること間違いなし。
ものすごく前のめりでピッチ(机)にくっついて選手をアップで見ている観戦者。これまでにない角度からウイイレをプレイしたり観戦したりできるというのは大きな楽しみのひとつとなりそうです。
実際にウイイレARをプレイしている様子は以下のムービーで確認できます。
世界初公開の「ウイイレAR」をプレイするとこんな感じ - YouTube
なお、ウイイレARを体験するとくじが引け……
当たりがでるとオリジナルTシャツがゲットできるので、ウイイレの未来を体験しつつTシャツがゲットしたいという人は足を運んでみてください。
