ドコモショップ店員は立ち仕事が多い

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 NTTドコモは1日付でドコモショップの店員がスニーカーを履けるようマニュアルを改訂した。当初は2020年10月の制服刷新に合わせてスニーカーを履けるようにする計画だったが、店員がストレスなく働ける環境の整備を加速するため、先行してスニーカーの着用を認めた。今後、全国のドコモショップでスニーカーの導入が広がりそうだ。

 1日付で女性店員は革靴、パンプスのほか黒色のスニーカーも履けるようにした。男性店員も革靴と黒色のスニーカーから選べるようにした。スニーカーは黒一色でロゴなどの装飾がなく、厚底でないものとした。

 ドコモショップでは女性店員にパンプスを貸与している。ヒールの高さが3・5センチメートルと6・5センチメートルから選べたが、勤務時間中は立ち仕事が多く「夕方になると足がむくむ」などの意見もあった。

 インターネット上では「#KuToo」を合言葉に、職場で女性がヒールやパンプスを履くことを強要されることに異を唱える動きが広がる。

 ドコモは約4年に1度、制服を刷新している。20年10月の刷新では足元だけでなく、カジュアルなジャケットやパンツスカートへの切り替えも 検討している。