東奥日報のビルがネルフ青森支部になっている――

ツイッターでは2019年6月28日頃から、東奥日報社の創刊130周年を記念して今年4月にグランドオープンしたばかりの「東奥日報新町ビルNew's」(青森県青森市)に関して、このような報告が相次いでいる。いったい何が起きたというのか。

ネルフは『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する架空組織「特務機関NERV(ネルフ)」のこと。主人公・碇シンジ達が所属する武装組織で、エヴァンゲリオンを保有する。ビルにはしっかりと「関係者以外立入禁止」の文字が。

青森はいつから使徒が襲来するような物騒な街になってしまったのだろうか――

「碇ゲンドウたれ」も販売


ネルフ青森支部が出現(画像は信羽@Tsugaru_Shinhaさん提供)

ツイッターでは、

「ネルフ青森支部ってすっごい田舎感があって好きだ...じわじわくるw」
「NERV青森支部に就職したい」

との声が寄せられ、ネルフが急に身近な組織になった感じがする。

しかしどうやら、この「ネルフ青森支部」は期間限定のようだ。

このビルの仕様は、7月5日〜8月26日の期間に「東奥日報新町ビル3階 New'sホール」で行われる「エヴァンゲリオン展 青森」に合わせたもの。ラッピングは6月28日から始まった。

「新劇場版」シリーズの生原画や設定資料、約300点のほか、約1000点にのぼる画コンテやレイアウト、原画や動画などを展示する。作品の歴史を辿ることができるそうだ。


かっこいい(画像は信羽@Tsugaru_Shinhaさん提供)

グッズも、青森県民のソウルソース「スタミナ源たれ」とコラボした「スタミナ源たれ 碇ゲンドウたれ」、「初号機」「2号機」「零号機」とコラボした「ミニ金魚ねぶた」など、青森ならではのものが揃っている。碇ゲンドウたれ...おいしいのだろうか、味がとても気になるところだ。

エヴァファンはもちろん、そうでない人もつい見上げてしまうだろう。