猫は耳が良いからか何なのか、大きい音を出す機械が嫌いな子が多くいます。ドライヤーや掃除機は、そんな猫にとって天敵のようなもの。その猫たちの前で掃除機をかけたら、すごい形相で怒っている姿が目撃され、ツイッターで話題になりました。

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 ツイッターユーザーの最中餡子さんの家には、2016年12月24日からシェルターから引き取り一緒に生活しているという、フウちゃんとライちゃんの2匹の猫がいます。三毛猫のその子たちは、怖がりで人間が苦手。そんな子たちが動く掃除機に対して怒っている様子を、最中餡子さんが「掃除機をかける人間に怒る会」とツイッターに投稿したところ、「あるある」と話題に。

 キャットタワーに避難した二匹は、目を見開いて鼻の頭にしわを寄せ、掃除機めがけて「シャーッ!」と威嚇しています。座った状態から頭を下げ気味にして、完全に威嚇モードに入っているライちゃんと、その頭の上から顔を出して同じくシャーっと威嚇しているフウちゃん。耳も横に寝かせた、いわゆる「イカ耳」状態。

 そんな様子を見た人たちからは、「迫力あるけど可愛い」「猫は何していても可愛い」「怒った顔も可愛い」と、渾身の威嚇も写真を見ている人には効果なしな模様……。そして、「ドライヤーでもこの顔になります」「うちも掃除機をかけると鬼のニャン相になるので、ほうきとちりとりに変えました」と言う人も。

 猫たちにとって、あの「ガー」っという音が嫌なのかもしれません。筆者宅の猫も、ドライヤーを使っていると威嚇まではしなくとも、すごい目つきで睨んできたり、怒りMAXにもなると止めたドライヤーに猫パンチしてダッシュで逃げたり……。もちろん、掃除機をかけた日にはひたすらベッドの下などに避難。しばらく近寄ってもくれなくなります……。

 抜けた毛を掃除機で吸わせてくれるとブラッシングの時にすごく楽なんだけどなぁ……と内心思うのですが、仕方ありません。これからも掃除機やドライヤーを使うたび、大きな音に対して猫たちに威嚇される日々は続くことになるのでしょう……。

<記事化協力>
最中餡子さん(@monakanko)

(梓川みいな)