『誰もがそれを知っている』漫画家・池田理代子、ペネロペ・クルスを“ベルサイユのばら”風に描き下ろし
『別離』『セールスマン』のアスガー・ファルハディ監督最新作『誰もがそれを知っている』が6月1日(土)より公開される。この度、「ベルサイユのばら」等で知られる漫画家の池田理代子が描き下ろしたイラストが到着した。
アスガー・ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得て、じっくりと構想を練り上げた物語は、ペネロペ・クルスと、実生活で夫でもあるハビエル・バルデムに当て書きでオリジナル脚本を完成。数年来の友人でもあるスター俳優たちと念願のタッグを実現させた。
既に本作を鑑賞したマスコミからは「文句のつけようがないくらい素晴らしい作品!」「散りばめられた伏線が、時間の進行にあわせて回収されていく物語の編み方が見事!」とファルハディ監督ならではの緻密な演出や、「ペネロペとハビエルがのびのびと演じていてよかった。」と、本作で6度目の共演を果たす夫婦ならではの息のあった2人の演技に絶賛の声が続出している。
今回、「ベルサイユのばら」をはじめ、ヨーロッパを舞台にした名作を数多く世に送り出してきた漫画家・声楽家の池田理代子が、スペインを代表する国際的スターであり、現在シャネルやスワロフスキーのブランドアンバサダーを務めゴージャスな美しさに年々磨きをかける女優、ペネロペ・クルスを描き下ろした。
スペインの土地柄や気質をリアルに取り込みながら、刻一刻とドラマティックに変化していく人間模様を巧みなサスペンスに仕上げた本作を鑑賞し、インスピレーションを受けた池田。主演のペネロペは本作で失踪した娘を取り戻そうと必死に奔走する母ラウラを演じており、イラストではそんな母の強い愛をイメージして、危機に晒された娘を胸に抱き、痛切な瞳が輝きを放つ美しい母の姿が描かれた。その後ろには、実生活では夫として、役柄の上ではブドウ農園を営む幼なじみのパコとして彼女を支えるハビエル・バルデムの姿が、漫画タッチで美男子風に描かれている。
映画『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
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