『アベンジャーズ/エンドゲーム』ワールドプレミアに出席した真田広之
 - (C) Marvel Studios 2019

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 俳優の真田広之が、マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日全国公開)にゲスト出演していることが明らかになった。真田は、現地時間24日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された本作のワールドプレミアに出席し、出演に対する思いを明かした。

 2008年の『アイアンマン』から展開してきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成を飾る本作。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最強の敵サノスに敗北を期したアベンジャーズが、再び立ち上がる姿が描かれる。

 スタジオからオファーを受けたという真田は、メガホンを取ったアンソニー・ルッソ監督と電話で出演シーンについて会談。東京を舞台に、アクションシーンをワンカットで撮りたいということで白羽の矢が立ったと監督から説明があったそうで、「役の大小に関わらず『これはもう受けて立ちましょう!』と思ったのが始まりです」と大作出演の動機を明かした。

 アンソニー&ジョー・ルッソ監督とのタッグについて「クリエイティブなところに長けていて、ものづくりの為に生まれたきたようなオーラを感じました」と語る真田は、自身と監督のアイデアを取り入れながらシーンを構築していったという。カメラマンとも連携して臨んだ撮影を、「これだけこだわって、これまでも作品を作ってきたんだなと彼らの情熱を感じましたし、とにかくそれに応えたいという思いがプレッシャーよりも強かったというのが一番の思い出です」と振り返っている。

 「これまで何作品も撮ってきたレギュラーキャストとクルーたちのチームワークのすばらしさや、これまでヒット作を何作も出してきた彼らの誇りやこだわりというものを非常に強く感じました」と本作を通してマーベルの魅力を肌で感じたという真田。彼がこだわり抜いたワンカットのアクションシーンが、どのような仕上がりとなっているのか期待が高まる。

 なお、真田が参加したワールドプレミアには、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワースといったお馴染みのキャストに加えて、ベネディクト・カンバーバッチ、クリス・プラット、ローレンス・フィッシュバーン、ナタリー・ポートマンといった豪華な顔ぶれが集結。世界中が注目する本作の完成をファンと共に祝福した。(編集部・倉本拓弥)