【速報】錦織 ラリー戦制しベスト4進出。フェデラーを抜き6位浮上が確定[ATP500 ロッテルダム]

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「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11〜17日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦。6-3、6-2で錦織が勝利し、ベスト4進出を果たした。錦織はこの勝利により、18日発表予定の最新の世界ランキングで、ロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて6位に浮上することが確定した。

勝利した錦織は、準決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカはデニス・シャポバロフ(カナダ)を破っての勝ち上がり。


第2セットはフクソービッチのサービスゲームから。第1セットを先取した錦織は、第1ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握った。しかしフクソービッチの強烈なサーブを返しきれずにしのがれてしまう。


すると第2ゲームでデュースの末にブレークを喫したが、直後にブレークバックし、フクソービッチにリードを作らせない。


さらに第5ゲームで錦織がラブゲームでのブレークに成功し、1ブレークアップとすると、第6ゲームも危なげなくキープしてリードを保つ。


勢いに乗る錦織は、続く第7ゲームでもリターンエースを決めてラブゲームでブレークし、一気に5ゲームを連取してゲームカウント5-2とした。


そして錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。最初のポイントはフクソービッチに奪われたが、その後は錦織が順調にポイントを重ねて6-2で第2セットを連取して勝利を決めた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織
(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)