GetNavi webでは日本全国津々浦々、各都道府県のご当地グルメ&おつまみをシリーズで紹介してきました。全国的に知れ渡ったメジャーなグルメはもとより、県民でなければ知りえない「こんな隠れた逸品があったのか!」な食材やおつまみなど、様々な気づきと反響をもたらした当企画。2019年を迎え、あらためてまとめ記事でお届けします。それでは【関東編】をどうぞ!

 

目次

茨城県

栃木県

群馬県

埼玉県

千葉県

 

【茨城県】

 

[茨城県1品目]

水戸黄門様のお膝元、水戸郷土料理のそぼろ納豆

額賀商事

きりぼし納豆

 

茨城名産として代表的な納豆。関西出身の人には苦手な人も多いですが、その苦手の原因である匂いとねばりこそが、納豆好きにとってはたまらないのです。納豆に季節の野菜を混ぜても美味しいし、合わせる調味料は醤油、みそ、砂糖、とアレンジはお好み次第。

 

その納豆アレンジの一つに「そぼろ納豆」があります。そぼろと聞くと「鶏のそぼろでも混ざっているの?」と思われるかもしれませんが、このそぼろとは切り干し大根のことなんです。やはり勘違いする人が多いらしく、こちらの商品は「きりぼし納豆」と名づけられています。

 

よく効いた塩味の正体は塩漬けの切り干し大根。そのおかげで通常の納豆よりも賞味期限が長くなっています。味見をせずにお醤油をかけてしまう事のないよう、注意してくださいね。198円(参考価格)〜。

 

↑切り干し大根が絶妙なアクセント! 粘りはあまりありません

 

[茨城県2品目]

粘りも再現した納豆風味のスナック菓子

リスカ

茨城名物なっとう味スナック(12本入り)

 

茨城名産の代表ともいえる納豆が、スナックになりました。駄菓子の定番「うまい棒」と同じリスカ株式会社が製造しているので、うまい棒の姉妹品と考えていいでしょう。サクサクとした軽い食感の後に感じられる納豆感がなんともいい感じです。

 

味は3種類を用意。写真で紹介した「梅味」「からしマヨネーズ味」と、ほかにも「めんたい味」があります。「梅」といいつつも酸味はほとんどありませんし、「からし」とついていても子どもに刺激が強すぎるほどの辛さはありません。

 

そのままお菓子として食べれば美味しいですし、おススメアレンジとしては料理に使うという手もあります。袋の上から押して砕けばクルトン風に! 味の濃さを活かして、サラダに載せたりパスタに混ぜたりとアレンジし甲斐があります。もちろん大人の手軽なビールのつまみとしてもおススメです。各213円(参考価格)〜

 

↑サクサクした食感としっかりしたなっとう味が最高です

 

[茨城県3品目]

風味たっぷりメロン果汁入りの炭酸飲料

亀印製菓

茨城メロンサイダー(日本一のメロン生産地鉾田市メロン使用)

 

メロンといえば夕張! と言われそうですが、実は生産量の日本一は茨城県鉾田市です。厳格な審査のある夕張ブランドメロンと違い、茨城県のメロンの認知度はまだまだ低いようですが、味は決して引けを取りません!

 

価格は庶民的で味は極上となれば、「プロモーション次第で人気爆発は間違いなし。もっと茨城メロンの宣伝に本腰をいれていこう!」という地元の願いがあったか否か、茨城県老舗和菓子店の亀印製菓がご当地メロンサイダーを発売しました。メロン風味の炭酸飲料と言えば、あの緑色のクリームソーダを思い出しますが、鉾田市産のメロン果汁が入っているので、かき氷シロップのメロンとは風味が違います。上品かつさわやかで芳醇なメロンの香りを、お子さまだけでなく大人のスイーツとしてもお楽しみください。210円(参考価格)〜

 

↑ソーダやシロップよりも透明感のある見た目通りの、清涼感あふれる上品な甘さのサイダー。キンキンに冷やしてどうぞ!

 

【栃木県】

 

[栃木県1品目]

なつかしくてクセになる、栃木県民のソウルドリンク

栃木乳業

関東・栃木レモン(レモン牛乳)

 

レモン牛乳の愛称で知られる「関東・栃木レモン」は、戦後間もなく誕生し、いまも栃木県民に愛され続けているご当地ドリンク。一口飲むと、ほのかなレモンの風味と、まろやかな甘さが口中に広がり、どこか懐かしさを感じる、素朴なおいしさが魅力です。

 

レモンといっても酸味はあまりなく、小さなお子さんからお年寄りまで、誰もが安心して飲めるような、優しい味わいのフルーツ牛乳です。テレビで取り上げられたのをきっかけに、いまでは栃木の名物として広く知られるようになりました。栃木県外ではなかなか購入できないので、お土産にもとても喜ばれます! 500mlで159円(参考価格)。

 

↑名前の通り、レモン色。飲みきりサイズの200mlも販売されています

 

また栃木乳業からは、とちおとめ苺果汁を使った冬・春季限定の「関東・栃木イチゴ」や夏・秋限定の「関東・栃木ぶどう」なども販売されているのでそちらもぜひ味わってください。

 

[栃木県2品目]

国産大麦100%仕様の体にやさしいお菓子

大麦工房ロア

大麦ダクワーズ

 

2品目は、大麦工房ロアの「大麦ダクワーズ」です。栃木県は日本一の大麦の産地であり、大麦工房ロアでは、地元産の大麦を使用したお菓子や食品を数多く取り扱っています。

 

そのなかでも、特にお土産の定番品として人気が高いのが「大麦ダクワーズ」。さくっとした歯触りと、ふんわりとした食感、中に入ったクリームの甘さが絶妙です。大麦を使用したスイーツはあまりお目にかかることがありませんが、健康にも良いとされる大麦をふんだんに使用しており、また素材や美味しさはもちろん商品の安全性にもこだわりを持って作られているので、安心して食べることができます。4個入りで540円(参考価格)。

 

アーモンドクリームをサンドした定番商品のほか、いちご味や抹茶味、チョコレート味などのバリエーションもあります。

 

↑大麦の香ばしさと、アーモンドクリームの優しい甘さ。パッケージもおしゃれで、ちょっとした手土産にもおすすめです

 

[栃木県3品目]

B級グルメを支える、老舗のおいしい手作りソース

月星食品

焼きそばソース

 

最後に紹介するのは、月星食品の「焼きそばソース」です。創業当初から、いまも変わらず職人さんの手作りによってソースを作り続けている老舗メーカーで、家庭だけでなく、お店でも広くこのソースが使用されています。

 

なかでも、足利市の代表的なB級グルメである「ポテト入り焼きそば」に欠かせないのがこの焼きそばソース! 麺によく絡む甘辛のソースが、ポテトのほくほくとした食感とよく合い、市内の焼きそば屋さんの店頭には「月星ソース」ののぼりが掲げられているほど、ポテト入り焼きそばには欠かせないソースです。

 

焼きそば以外にも、揚げ物にかけたり、焼きうどんやチャーハンなど、いろいろな料理に活用することができます。500ml入り284円(参考価格)。

 

↑食欲をそそる香りと味わい。焦げ付きにくく、これ一本でおいしい焼きそばが簡単にできあがります

 

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【群馬県】

 

[群馬県1品目]

ネギとパセリが感じられるコンソメ風味のポテトチップス

茂木食品工業

群馬下仁田ねぎポテトチップス さっぱりうす塩味

 

袋を開けた瞬間に、ほわっとネギとガーリックの香りが漂ってきます。さっぱりうす塩味と書いてありますが、食べてみるとうす塩味というよりコンソメ風味! 刻みパセリがふられていて、コンソメスープのような濃厚な味わいです。

 

うす塩にしてはずいぶんコクがあるのは、ビーフエキス入りだから。ネギの味は思ったより強くなく、後味として残ります。良く炒めたネギのような旨味が感じられますよ。

 

同商品はお酒のつまみにピッタリ! ネギとビーフの旨味で、どんどんお酒が進んでしまいます。一袋にしっかり145gも入っているので、ホームパーティにも良いですね。なお群馬名産の「下仁田ネギ」は、下仁田町の辺りでしか美味しく育たないネギで、太くて甘〜い味が特徴です。スナックになってもその美味しさは健在なので、是非ご賞味ください! 1袋389円(145g入り、参考価格)です。

 

↑ほんのりコンソメ風と思いきや、食べているうちにネギの風味が顔を出します

 

[群馬県2品目]

下仁田名物、弾力ある食べごたえ抜群のこんにゃくおでん

土屋食品

下仁田こんにゃく串おでん

 

下仁田のご当地グルメといえば、こんにゃくを忘れてはいけません。そして、こんにゃくといえば田楽です! 群馬県産の良質の原料で作られたこの商品、細長く切られた串つきのこんにゃくを田楽みそで頂きます。みそダレにはゴマが入っており、タレは甘みがほんのりあって、とてもこんにゃくに合っています。

 

作り方も簡単で、水気を切ってから、熱湯で1、2分ゆでるだけ!小腹が空いたときにサッと食べられる健康的なおやつにもなりますよ。

 

夏場はゆでた後に少し冷ましてから頂いても美味しいですし、冬は当然あったかおでん! 他の食材の邪魔をしない、素朴だけどついつい食べたくなるプレーンな味わいの、なんともホッとするこんにゃく田楽です。1食 5本入り324円(参考価格)。

 

↑田楽みそダレもついているので手軽にこんにゃくおでんが味わえます!

 

[群馬県3品目]

レンジで温めるだけの本格的なチゲ味もつ煮

アイエー・フーズ

上州富岡おつまみ亭 くってんべぇもつ煮(チゲ味)

 

群馬のソウルフード、みんな大好きなもつ煮が便利なパック入りに! お皿に移してから電子レンジで温めるだけで、すぐに美味しいもつ煮が頂ける商品です。ネギと一味を入れるのがオススメの食べ方です!

 

レンジから取り出すと、温まったスープから漂う香りが食欲をそそります。たまらずひと口飲んでみると、色々なダシを感じるコクのあるピリ辛風味。食べやすく切られた柔らかいもつにはしっかりスープが染みこんでおり、弾力歯ごたえバッチリのこんにゃくと素晴らしいハーモニーを奏でます。

 

とにかくスープが美味しい! 具をある程度食べたら、ご飯やうどん、ラーメンなどを入れれば1つで2度満喫できます。欲張りさんにピッタリなこのもつ煮、手抜きしたい夜にいかがでしょうか。未開封で半年保存がききますので保存食にも。230g入り1パック258円(参考価格)。

 

↑ネギや一味を入れてみると、晩御飯に並べられる立派な一品になりますよ!

 

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【埼玉県】

 

[埼玉県1品目]

しょうゆ味、ごまに加えて甘辛いみそ味も入った贅沢せんべい

いけだ屋

いけだ屋 草加三彩 みそごまのり

 

「いけだ屋」は江戸末期の創業、紆余曲折を経て草加せんべいを埼玉の名産品として根付かせたお店。「草加三彩」は、その昔せいろで蒸したもち米を平らにして網で焼いていたころの風合いそのままの3種類の味が楽しめます。

 

まずは海苔巻きしょうゆ味。海苔としょうゆを塗っては焼いて、を何度か繰り返したのであろうというくらい香りも味も濃いおせんべいは、昔からの定番です。

 

お次はゴマ。これもおせんべいの立役者として安定の人気、香ばしさがたまりません。最後はみそ味。これは少々珍しいかも。甘辛いみそ味が大変美味で、味噌とお米は本当に合うんだなぁと再認識させてくれるおせんべいです。1パック3枚入り179円(参考価格)。

 

↑大きくて結構な硬さなので、適当な大きさに割ってからほおばることをお勧めします

 

[埼玉県2品目]

ふわりと香る上品な味わい

新井園本店

さやま茶

 

埼玉県は特にお茶のイメージはないかもしれませんが、実は京都、静岡と並ぶお茶の産地なのです。狭山のお茶は埼玉県における農産物生産面積第一位!

 

その狭山茶が味わえる本製品、緑色のラベルのペットボトルに入っています。ひとくち飲むと、抹茶のような、お茶葉そのものの香りがほわっと来ます。これが「香りが立っている」ということなのでしょう。

 

ご飯であれば脂っこい料理や濃いめの味付けのもの、また魚料理と合いますし、ティータイムに飲むなら和菓子と相性がいいですね。和洋を問わずさまざまなシチュエーションで重宝しそうな高級茶です! 350ml入り135円(参考価格)。

 

↑香りが立ったお茶なので、中華などの濃いめの料理と相性抜群

 

[埼玉県3品目]

酒粕の香りが甘さを引き締める和テイストのカステラ

マツザキ(小江戸鏡山酒造株式会社)

鏡山 酒粕かすてら

 

酒粕味のカステラ、ちょっと珍しい商品です。封を開けると酒粕の香りが一面に広がり、食べてみると上品な甘みの中に酒粕のまろやかな味を感じます。カステラにはハチミツっぽいしっかりとした甘さの商品が多いですが、こちらの商品はしつこくない大人の甘さで、和菓子に近い味わいです。和菓子では酒粕入りも珍しくはないのですが、カステラ+酒粕は新しいですよね。

 

酒粕とはいえアルコールは入っていないので、お子さんやお酒が飲めない方も安心して食べられます。お茶やコーヒーだけでなく、ウイスキーやバーボンのような洋酒とも案外相性がよく、 来客時に出すお茶菓子として是非お勧めしたい商品です。袋も高級感があって贈呈用としても重宝します。1パック5切れ入り491円(参考価格)。少し贅沢をしたい気分の日にいかがでしょうか。

 

↑和を感じさせるシンプルかつ高級感のあるパッケージにおさまる上品な味のカステラです

 

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【千葉県】

 

[千葉県1品目]

春夏秋冬を通じてじっくり熟成・醸造されるキング・オブ・醤油!

入正醤油

純・天然醸造醤油 澪つくし

 

「純・天然醸造醤油 澪つくし(みおつくし)」は、千葉の北総地帯の東庄町で、江戸時代から280年以上続くしょうゆ造りの老舗がお届けするこいくち醤油です。風情のある醤油づくりの現場は、NHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」の撮影現場にもなりました。

 

澪つくしは、大豆、小麦を10として同じ10の割合の塩水に仕込む昔ながらの製造法、十水(とみず)仕込みを守っており、既成の醤油よりも2割多い旨み成分が特徴です。この仕込みに使われるのが、高さ、直径とも2.6mの秋田杉の大桶です。春夏秋冬じっくりと熟成させて完成させた澪つくしは、大豆・小麦・塩が主原料のアミノ酸液を使っていない本醸造の醤油です。合成保存料、着色料などの添加物は使用せず、お刺身や卵かけごはんなどに合います。参考価格550円(税込)。

 

↑こいくち醤油らしい濃厚なお醤油の色が特徴です。瓶を開けると芳醇な香りが漂い、和食が恋しくなります!

 

[千葉県2品目]

ボーロのような甘食のような銚子限定パン、蜂蜜が加わってさらに風味豊かに

山口製菓舗

銚子銘菓 蜂蜜 木の葉パン

 

木の葉パンは、木の葉のかたちをした素朴な味が人気の焼き菓子で、銚子の郷土銘菓です。卵とバターを使って焼き上げた、丸ボーロのような味わいが特徴で、銚子では欠かせないおやつです。銚子界隈のお菓子やさんで作られていて、お店によって味や柔らかさの違いがあります。

 

今回紹介するのは大正3年から続く山口製菓舗の作る木の葉パン。パン酵母を使ってじっくり熟成させたおいしさが魅力です。美味しいだけではなく、「体によいものを」と厳選された食材を使用して栄養バランスにも配慮、千葉県産の卵を使用して地産地消に貢献しています。

 

木の葉パンに蜂蜜を加えた“蜂蜜 木の葉パン”は風味が増して、格別の美味しさ。素朴な味わいは年輩の方にも喜ばれるので、手土産としてもおすすめです。参考価格480円(税込)。

 

↑見た目にも女子力がアップしそうな可愛らしい木の葉パンです。パン酵母の効果で、他の木の葉パンよりも風味があります

 

[千葉県3品目]

添加物不使用、ほどよい甘さとぜいたくなコクがうれしい一品

古谷乳業

Bb-12のむヨーグルト プレーン

 

千葉県が酪農発祥の地といわれているのはご存知でしょうか? 享保13年(1728年)、徳川吉宗の馬術の師のオランダ人の勧めで、幕府は初めて3頭の乳牛を輸入し、飼育先として選ばれたのは、周囲17里(68km)、総面積1760町歩もの広大な敷地の千葉県の嶺岡牧場でした。

 

古谷乳業の「Bb-12 のむヨーグルト プレーン 180g」は、牛乳ひとすじの地元乳業メーカーが作る体に優しいヨーグルトドリンク。千葉県産の生乳を50%使って、三温糖を加えたまろやかな味が人気で、香料や安定剤などの添加物は不使用なので安心して飲めます。生きたまま腸まで届く“ビフィズス菌Bb-12”は酸っぱくなく、お砂糖がいらない甘さが特徴です。

 

地元の食を応援する「フード・アクション・ちば」に参加しており、パッケージには千葉県のイラストが。参考価格108円(税込)。

 

↑まったりとした味わいが◎。パッケージは千葉生乳50%使用表示のホワイトでシンプルなデザインで、チーバくんのマークがついています

 

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