筋肉と体力で発電する「体力発電」だ! 脂肪を電力にかえるエコ発電を体験した

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「体力発電」とは、自分の体力で発電ができるエコシステムだ。
この「体力発電」を、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2018」にて、実際に体験してきた。

■体力が、脂肪が、電気に変わる
体力発電とは、その名のとおり、自分の体力で充電する装置だ。
フィットネスマシンに発電機を組み込むことで、水や食料の次に大事な電気を、人間の力で生み出すことができる。

インター・ドメイン 代表取締役 杉本信策氏
「人間の運動エネルギーを電力として世の中に役立てたいという気持ちで開発しました。いわば、脂肪のエネルギーを電気に変えるというものです。」

体力発電の最大の特長は、系統連系である点だ。

運動エネルギーを電気に変える装置は今までにもあり、原理はそれほど難しくない。
身近な例をあげれば、自転車の発電機や、風力発電、水力発電などがある。

系統連系では、発電した電気をそのまま配電線に接続することで、その電気を施設内で使用するというもの。これにより電気代を節約することができる。


発電した電気をそのまま配電線に接続することで、施設内で使用できる


体力発電のマシンは、フィットネスマシンの形状だが、その実情は小さな発電機なのだ。

体力発電を実際に体験してみた。
一言でいえば、「ペダルが重い自転車」だ。

ハンドルバー上に取り付けられいるタブレットには自分の力で生み出した発電量が表示される。
体力は使うが、ペダルを漕いで発電するのは、意外に楽しかった。


体力発電のマシンは、見た目はフィットネスマシンだが、実は小さな発電機なのだ


発電データはクラウド上のデータベースに記録、管理される。
このクラウドのデータベースにより、発電量の履歴を確認や、ほかのマシンと発電量を競うこともできる。さらにSNSなどのインターネットサービスを利用した展開も可能だという。


発電データはクラウド上のデータベースへ集約される


現在、体力発電は、神奈川県や東京都、埼玉県、千葉県など、計13カ所に設置されている。
省エネと健康社会に貢献できるマシンであるだけに、今後注目を浴びそうだ。


ITライフハック 関口哲司