西武鉄道の新型特急車両「ラビュー」。画像はニュースリリースより。

西武鉄道は2018年10月29日、新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」を2019 年 3 月から運行すると発表した。

これにともない現在、池袋線・西武秩父線で運行している10000系「ニューレッドアロー」は19年度までで順次入れ替えになる。

「いい名前なのになぁ」

特急車両が新しくなるは25年ぶり。

朝日新聞(29日、ウェブ版)の報道によれば、西武新宿線ではニューレッドアローの運行が続くというが、長く親しまれた車両の名称変更を受けて、地元民や鉄道ファンからはSNS上に複雑な反応も漏れている。

ラビューの「a」は「arrow(アロー)」の意味

西武鉄道のニュースリリースによると、「Laview(ラビュー)」の「L」は ぜいたく(Luxury)なリビング(Living)のような空間。「a」は矢(arrow)のような速達性。「view」は大きな窓から移りゆく眺望という意味がある。

新しい名前に戸惑いつつも、やっぱり25年ぶりの新型車両のデビューは盛り上がる。「新しい車両楽しみ」「ぜひ乗りたい!」という声も多かった。

先頭は丸みを帯び、斬新で近未来的なデザインだ。世界的な建築家である妹島和世(せじま・かずよ)さんが基本デザインを監修した。これを見て、南海電鉄の「ラピート」を思い出すという人もいた。

記者は、18年10月31日に西武池袋駅の特急レッドアロー号のりばを訪れた。この案内版もしばらくすると変わるはずだ。来年3月にこの新型車両がデビューする際は、改めて訪れてみたい。






Jタウンネット2018年10月31日撮影