JR東日本高崎支社は2018年7月25日、群馬県で運行しているSL「D51 498」の列車名を、現在の「SLみなかみ」、「SL碓氷」から10月より変更することを発表した。


SL「D51 498」が列車名変更に(User: (WT-shared) NY066 at wts wikivoyageさん撮影, Wikimedia Commonsより)

現在の「SLみなかみ」は「SLぐんま みなかみ」、「SL碓氷」は「SL ぐんま よこかわ」に名称変更となる。

今年が復活30周年になる

「D51 498」は1940年に製造されたが、72年に引退し、しばらく静態保存されていた。しかし1988年に復活し、「オリエント・エクスプレス'88」で、上野駅から大宮駅間で列車を牽引、「オリエント急行」の日本でのラストランを締めくくった。

2018年はそんな「D51 498」の復活30周年だ。JR東日本高崎支社は群馬県で走るSLをより多くの人に知ってもらうため今回の名称変更に至ったという。なお、30周年を記念して、現在スタンプラリーやイベントが計画されている。

名称変更を受けて、ネット上では多くの声が上がった。

「SLぐんま みなかみとか名前変すぎる、ぐんまいらんやろ。高崎のSLは奥利根号が一番でしょ」
「SL碓氷は消滅して SLぐんま よこかわ ? ダサすぎるだろ」
「SL ぐんま よこかわ とかダサくないか......碓氷だと認知されにくいのかもしれないけどさあ。いくらなんでもセンスない」
「もうちょい、良い名前無かったのかね? 奥利根、碓氷で良いじゃん」

といったように、今回の名称変更には「ダサい」との声が多く見られた。そんなイメージを物ともせず、颯爽とした走りで払拭できるか!?