木村拓哉が6月29日放送の『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で一級船舶免許取得の裏話を明かした。

 船舶について勉強するまでは、「あそこにコンビニあるから船着けて買い物行けちゃうじゃん」と簡単に考えていた木村だが、丸一日の座学に苦戦。

 海図について勉強すると木村は大好きな漫画『ワンピース』を思い出したという。

「『(海図を書くのが得意なキャラ)ナミってやっぱり、これスラスラいけるんだろうな』っていうのが、まず頭に出てきてしまった自分がいて。こういうことができないと、船に積んでおくべき燃料の量だったりとか……全部計算しないといけないんですよ」

 三角定規やコンパスを使って海図の上に線を引き、交わる点などを計算する必要があり、「マジで、久々にくたびれました(笑)。コンパス自体がいつぶりだろうね? めっちゃ久々の再会をしまして、コンパスって便利だね」と、学生時代以来に使用したコンパスの便利さを痛感していた。

 ディーゼルエンジンと普通のガソリンエンジンの違いなどエンジンの仕組みも学び、「『ちょっと真横に寝ていいですか?』っていうぐらいずっと座って座学をして試験を受けて、1級船舶を一発で取得した」と、ぐったりするほど真剣に打ち込んだことを明かした。

 無事に船舶免許が郵送されて手元に届き、「何かに生かすことができたらなと思ってます。それが『さんタク』なのか、漁師さんの役なのかわからないですけど(笑)。いつの日かしっかりと反映したいなと思っています、楽しみに待っていてください!」と意気込みを語った。

 明石家さんまと共演する年始放送の『さんタク』(フジテレビ系)やドラマや映画などで木村が実際に船を運転する姿を公開する可能性は高そうだ。