サンバでもマンボでもなく... マツケン、教育番組の「お兄さん」として愛知県をPR
愛知県では、2015年度から「モノスゴ愛知でマツケン(待つ県)」と題し、豊橋市出身の松平健さん(64)を迎えたPR動画を毎年公開している。
17年度は第3弾として、愛知県の産業観光の楽しさを伝える動画を18年1月24日に公開。「暴れん坊将軍」など二枚目俳優としての色が強い松平さんだが、動画ではなんと、「マツケンおじさん」なる子供向け番組の「お兄さん」に扮しているのである。
マツケンおじさん(左)と「チィくん」(画像はプレスリリースより)
「マジでどうかしてる」「MAD素材の供給にしか...」
今回の動画の名前は「いくいく!愛知育(あいちいく)」。言うまでもないがこの名前は、「愛知」と「知育」および「愛知」と「行く」を掛け合わせたものだ。
動画は、情報化社会を生きる子供たちが自分の頭で考えて実際にやってみることの重要性は増していくとしたうえで、愛知県に根付いた「ものづくり」の文化が「楽しみながら考えるチカラ」の育成=知育に役立てることを目的として作られたという。愛知県はトヨタ自動車やデンソー、アイシン精機といった名だたる企業が本社を置く「ものづくり」に名のある工業都市だ。
松平さんは、脳に赤色と青色の手足が生えた「チィくん」とともに動画に登場。コミカルな子供向け番組のような様相で、歌のサビでは、
「アイアイアイアイ愛知県」
「アイアイアイアイ愛知育」
と連呼。ただ、伊達男のような「シブい」雰囲気の松平さんが、そのコミカルな雰囲気からやや浮いているような印象もあるようで、
NHKニュースで松平健の愛知PR動画が紹介されてるけどマジでどうかしてる
— 義明_サブ垢 (@yoshiaki_idol) 2018年1月24日
— おひるね (@macaron21) 2018年1月24日
松平健が出演してる愛知の広報PV、MAD素材の供給にしか見えない
— hyzara_LEX (@hyzara_LEX) 2018年1月24日
— Maneko (@Maneko3745) 2018年1月26日
観光客がいっぱい来るのを喜ぶのもいいけど、本当の意味で「子供を育てる」事を考えてる愛知県は素敵だと思う(~o~)。→ あの松平健が『歌のお兄さん』に!?俳優界の大御所が全力で歌って踊る https://t.co/osIUkSnqLD
— takagi rion (@fuu_natu) 2018年1月27日
といった反応がネットでは多く上がっている。
また、「モノスゴ愛知でマツケン(待つ県)」のキャンペーンサイトでは、横スクロールのゲームのようにして、松平さんを操ることができる。動画の閲覧はもちろん、愛知県の名産や工業製品に関する「愛知育クイズ」10問に挑戦が可能だ。皆さんもぜひチャレンジしてみては。