Jリーグ、村井満チェアマンの再任が内定…3期目へ「どれだけ種を蒔けるか」

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 Jリーグは30日、同日に開催した理事会で村井満チェアマンの再任が内定したと発表した。任期は2年で、3月27日に開催予定の2018年度第1回社員総会で正式決定する。

 村井氏は2008年からJリーグ理事を務め、2014年にチェアマンに就任。今回で3期目を迎えることとなった。

 理事会後記者会見に出席した村井チェアマンは、「例えば私の任期中に吹田スタジアムがこけら落としされましたが、それは私の前に井戸を掘った人がいたからです。ですから任期が長ければいろいろな成果が見られるとは感じていなくて、私の任期中に花が開くということよりも、1年の間にどれだけ種を蒔けるかだと思います」と将来を見据えて活動していく方針を明かした。

 また、Jリーグを通じて次のようにコメントした。

「リーグ戦開幕から25周年を迎えるにあたり、これまでの歴史を大切にしながら、Jリーグがこれから目指すべき姿をクラブと共に考え、ファン・サポーターの皆さまや、Jリーグを支えていただいている多くのステークホルダーの皆さまの期待に応えられるよう、全力を尽くします」

「任された2年間の中でこれまで以上に、スピードを重視し、Jリーグ、Jクラブ、日本サッカーの発展に向けて邁進して参りたいと思います。引き続き、宜しくお願い申し上げます」