銅と黒鉛の複合材、次世代パワー半導体の放熱基板に
開発した複合材の熱伝導率は平均800ワット/メートル・ケルビン以上。銅が398、ヒートシンクの材料になるアルミニウムが236なのと比べても高い。シート状炭素分子が層状に積み重なった「鱗片(りんぺん)状黒鉛」と呼ばれる天然黒鉛をベースとし、その黒鉛の鱗片を銅でくるんだ構造を持つ。銅の含有率は体積比で12・5%。
また冷却と加熱を数百回繰り返すと熱伝導率が低下する熱サイクルの問題も解決した。
アカネは2014年度から3年間、経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)の補助金を得て、ひろしま産業振興機構(広島市中区)などと協力し今回の複合材を開発してきた。
