【警告】名古屋=押谷(88分) 群馬=石田(66分)、松下(76分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田口泰士(名古屋)

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 [J2リーグ39節]名古屋4-2群馬/10月29日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
台風による試合中断でリズムを崩した部分はあったが、何とか逆転し上位陣に食らいついた。前節の苦い経験を生かした試合運びは評価できる。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
16 武田洋平 6.5
前半の試合中断後に訪れたピンチをきっちり防ぎ、流れを完全には相手に渡さなかった。試合全体を通して見ても、これはかなりのビッグプレーだった。
 
DF
15 宮原和也 6.5
相手のプレッシャーにも負けず、自らダイナミックにボールを前線へと運んだ。守備面での貢献度も高く、体調不良の影響はまったく感じさせなかった。

3 櫛引一紀 6
台風吹き荒れる難しい環境下で落ち着いてプレー。2失点は反省材料も、リードした展開のなかでもセーフティな判断を心がけた。
  
8 ワシントン 5.5 
2失点目は単純にミス。その前後では少しバタバタしたが、落ち着きを取り戻してからはカン・スイルらの突破にも冷静に対処した。

29 和泉竜司 6.5
右サイドに攻撃が偏った前半はやや存在感薄も、後半になって得意のドリブルなどトリッキーに攻撃を彩った。

MF  
23 青木亮太 7
先制点とダメ押し点でチームの勝利に大きく貢献。やや軽いプレーは残るものの、結果をきっちり残してシーズンふた桁得点を達成。

7 田口泰士 7
MAN OF THE MATCH
攻守に走り回って奮闘し、値千金の勝ち越しゴール。青木の先制点もFKからアシストし、勝利の中核を担った。
17 小林裕紀 6.5
中盤の主としての存在感は大きい。身体を張って勝利を下支えし、ゴール前でもしっかり仕事に絡んでみせた。

11 佐藤寿人 6 (78分OUT)
杉森と頻繁にポジションチェンジし、前線でチャンスをうかがった。守備で泥臭い仕事も請け負い、チームプレーに徹した。

FW
28 玉田圭司 7 (90+2分OUT)
ゲームメイクにフィニッシュにと八面六臂の活躍。同点ゴール直前の素早いプレス含めて身体のキレが抜群だった。

27 杉森考起 6 (53分OUT)
最終ライン裏を付け狙うランニングは効果的だったが、得点機になかなか絡めずビハインドのなかで無念の交代。
 
交代出場
FW
9 シモビッチ 6.5(53分IN)
1点を追う展開で登場し、ポストプレー含めて前線の起点として反撃の流れを作った。田口の勝ち越しゴールも演出し、さすがの仕事ぶり。

FW
19 押谷祐樹 6(78分IN)
左サイドハーフで出場し、守備を中心にきっちり役割を果たした。勝ち越しゴールの起点となる鋭いクロスはポイント高し。

DF
37 イム・スンギョム ―(90+2分IN)
終盤の相手のパワープレーに対抗すべく、マンマーカーとして投入された。
 
監督
風間八宏 6
一時は危うい展開も、シモビッチの早期投入で流れを変えた。前節の反省もしっかり生かし、試合のマネジメントも抜かりなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
【チーム採点・寸評】
群馬 5
一度は逆転できただけに、試合運びとチームとしてのタフネス不足はなんとも残念なところ。最後の失点も余分で、90分間のマネジメントに課題を残した。
 
【群馬|採点・寸評】
GK
1 清水慶記 5
失点はどれもGKとして難しいものだったが、4失点では評価は低め。3バックとの連係で相手の決定機を減らしたかった。

DF
19 一柳夢吾 5
気を利かせた後方の連係はそつなくこなしていたが、後半特に自分のサイドを破られ続けた。