話題になったWEBマガジンのコーナー

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WEBマガジンの読者相談コーナーで、元ボクシング世界王者でタレントの竹原慎二さん(45)が寄せた回答が「スカッとする」などと反響を呼んでいる。

「うらやましいわ!」。竹原慎二さんは2017年10月6日、無職男性(33)の相談に対し、まずこう一喝した。

「他のニートの皆さんに申し訳が立たんぞ」

この読者相談は、WEBマガジン「code-G」で不定期に連載されている「竹原慎二の続ボコボコ相談室」に載ったものだ。

男性は相談で、公務員試験を受けるなど就職活動をしたものの、父親の妨害を受けて就職できず、10年間無職の状態が続いていると打ち明けた。父親には小さいときからいじめられ、何度も殴られたという。

しかし、知人からは、家庭事情を話しても、「親父のせいにするな」「言い訳ばかりするな」と就職しないことを怒られ続けた。母親が病気になって看病しないといけないのに、知人は地方の就職先ばかり紹介し、父親は相変わらず暴力を振るうので、どうしたらいいのかと竹原さんに助けを求めた。

これに対し、竹原さんは、父親の収入で食べさせてもらっており、ネットができて情報も入るのに、「やれることをやってこなかった」と厳しく指摘した。そして、「面倒見のいいご両親に養ってもらって幸せそうじゃないか。そんな理想の環境で悩んでいては、他のニートの皆さんに申し訳が立たんぞ」として、最後の一言「フィニッシュブロー」で「気にするな 言い訳はニートの特権じゃ」とアドバイスしている。

「ボコボコ相談室」は10年余り続けている

竹原慎二さんは、5月8日の相談でも、ブラック企業のような夜の仕事を辞めて独立したがとても不安だと告白した相談者の男性(25)に対し、辛口でコメントした。そんな仕事をやっていたなら「立派な社会不適合者じゃ」と突き放し、「若いってのはそれだけで武器になる。少々無鉄砲なくらいでちょうどいい」と書き込んでいた。

「ボコボコ相談室」については、竹原さんは、別のWEBマガジン時代から10年余り続けている。辛辣な回答ぶりで知られ、ネット上で物議を醸すこともあった。3年前に膀胱がんと診断されてからも、闘病生活を送りながら相談室の更新を続けている。

ツイッター上などでは、竹原さんの最近の回答について、「渾身の正論ストレート!!」「容赦無くて笑った」「めっちゃおもしろいしスカッとするな!」といった書き込みが次々に寄せられている。