Photo by DnlRxn(写真はイメージです)

写真拡大

 タレントの”しょこたん”こと中川翔子(32)が10月10日、東京・表参道で愛猫・マミタスのお別れ会を行い、集まったファンとともに別れを惜しんだ。マミタスは9月19日に死去、享年13歳だった。中川のブログでも頻繁に登場し、06年には『ギザ マミタス!!』(ゴマブックス)という写真集まで発売し、「日本一有名な飼い猫」として知られていた。

 だが、悲しみにくれる中川に「マミダスを死に至らしめた原因」があるのではないかという疑惑の目が向けられているという。

「マミタスは死因は正確には発表されてませんが、おそらくストレスと慢性腎不全。その原因になったのは、中川が太らせすぎたせいではないかとも言われています。腎不全の多くはペットフードの食べ過ぎによる栄養過多が原因。あれだけ太っていては内臓の負担も大きかったと思われます」(ペット雑誌編集者)

 同編集者によると、マミタスは『ギザ マミタス!!』の頃はスラリとした猫だったのだが、近年は8.5キロ以上に成長し、身動きもとれないほどの「巨猫」になっていたという(成猫の平均体重は3〜4キロ)。

「猫の肥満は飼い主の責任。マミタスほどの巨体になれば、運動もままならない状態だったはず。愛猫家の間では、飼育不行き届きによる「肥満」は、いくら可愛がっていても”虐待”と同じという意見もあるほど。定期的な健康診断をしていれば、獣医から指導されていたと思われます」(同編集者)

 そして、もう一つ、中川の行動を疑問視する声もある。

「中川が今回行ったお別れ会には、なんと献花料の名目で”参加費500円”が徴収されていました。芸能人のお葬式だって参列者から「参加費」を徴収したりせません。それに広くファンに悼んでもらうことを考えれば平日の昼間にやらないし、場所代の高い表参道でナベプロ仕切りでやる必要もない。これには、多くの愛猫家がSNSで『ペットの死を商売にするな」と怒っています」(週刊誌記者)

※筆者注:献花代は「一部」が、NPO法人富士山猫を守る会に寄付されるというが、詳細は明らかにされていない。

 ある愛猫家が「インスタ映えするマミタスのデブ猫ぶりを中川が楽しんでいたフシもある」と非難していた。キャラを誰より大切にしてきたタレント・中川翔子にとって、マミダスの肥満が「キャラ」でなかったことを祈りたい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。