小林旭が放送禁止用語を発言?バイキングに大御所俳優が駆り出されたワケ(写真はイメージです)

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 10月5日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、アメリカ・ラスベガスで起こった銃乱射事件について取り上げられた。そこに出演していた小林旭(78)がとんでもない失言をしてしまい、榎並大二郎アナウンサー(32)が謝罪する一幕があった。

「小林旭は犯人の精神状態がまともでないという意味の言葉を、禁止用語で表現してしまいました。これは小林旭が大活躍していた時代には禁止されていなかった言葉ですが、現在は精神障碍者の方々を差別する言葉として、テレビでは使われていません。ラスベガス事件の犯人は、普通ではないことは確かかもしれませんが、それをテレビで言っちゃいけない。ネットでは擁護の声も一部出ていますが、ルールはルールです」(キー局局員)

■そもそもなぜ小林旭がバイキングに?

 ここで疑問が起こる。なぜ小林旭が『バイキング』に出ているのだろうか。

「テレビ業界は、いまご意見番を求めているんですよ。梅沢富美男(66)なんかも、バラエティにひっぱりだこ。梅沢は毒舌ながら正直なので主婦層に人気があります。テレビ局は第二の梅沢富美男を探そうと、大御所タレントを次々と起用しているのです。しかし小林旭はあきらかに選択ミス。78歳という年齢もそうですが、バラエティ経験がなさすぎて、言って良いことと悪いことの区別がつかないのです。もっと毒があってもギリギリ視聴者に受け入れられる人選をしないとだめですね」(前出・キー局局員)

 果たして次のご意見番のポジションは、誰がゲットするのだろうか。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する