ウニオン・ベルリンは5-0で快勝【写真:Getty Images】

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内田篤人のドイツ同僚がお尻で絶妙パス「驚くほどセクシー、しかし、効率的だ」

 ドイツのサッカーで前代未聞の体の部位を使ってアシストを記録した選手が出現。ブンデスリーガ公式Youtubeチャンネルがまさかのシーンを動画で紹介し、世界に仰天が広がっている。

 こんなセクシーなアシストがかつてあっただろうか。あっと驚くプレーを演じたのは、元日本代表DF内田篤人が所属するドイツ2部ウニオン・ベルリンのMFマーセル・ハーテルだ。

 25(日本時間26日)に行われたカイザースラウテルン戦。4-0で迎えた後半32分だった。前線に張っていたハーテルは自陣最終ラインからのロングフィードに対し、タイミング良く、相手のディフェンスラインの裏に飛び出した。真後ろからストレートの軌道で伸びてきたボール。そして、次の瞬間、背番号7は仰天のプレーを見せる。

 首だけをボールに向け、背走したまま、なんとお尻でボールを落としたのだ。そして、押し上げてきたフリーのFWセバスティアン・ポルターの前に絶妙に転がし、決定的チャンスを演出。ペナルティエリアの外からポルターはダイレクトで左足で振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。この日、5点目に揺れるスタンド。信じられないプレーにスタジアムは熱狂した。

確かに狙ってお尻を突き出して…世界が驚き「明確に型破りなアシストだ」

 仰天のヒップアシストを紹介したブンデスリーガ公式Youtubeチャンネルで観ると、偶然にお尻に当たったわけではなく、完全にボールと味方の位置を確認した上でお尻をタイミング良く突き出し、狙い通りの形でアシストを記録しているから恐れ入る。

 動画は「なんてアシストなんだ! 驚くほどセクシー、しかし、効率的だ」と記し、「What An Ass-ist」を「お尻を使う人」と「アシスト」にひっかけてタイトルをつけ、「なんてセクシーなアシストだ!」「注目すべきは、マーセル・ハーテルの明確に型破りなアシストだ。そのアシストを供給したのは、なんとお尻だ!」となどと興奮気味に紹介している。

 ファンからも「次のFIFAのゲームにこのプレー方法も追加してくれ」「しかし、純粋に選手の動き出しのうまいアシストだ」と絶賛の声が続々と上がっていた。

 ヒップアシストから5点目を奪い、ポルターはハットトリックを達成。試合は5-0と快勝を演じたが、その中でもハーテルの芸術的なお尻はひと際、輝きを放っていた。