成長した森を空中から観察できる「ソラード」/万博記念公園

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大阪万博の跡地に整備された万博記念公園。甲子園球場約65個分の広さの園内には自然文化園などのさまざまな施設があり、ハイキングコースとしても人気。なかでもソラードと呼ばれる観察路は、森の上を歩けるここならではの道。空中散歩のあとは花が満開の園内を散策。温泉で疲れを癒して帰るのがオススメのコース。<※情報は関西の山登り&ハイキング(2017年7月28日発売号)より>

【写真を見る】各庭では宿根草をメインに一年草、中低木の合計37種の花や草木を栽培/万博記念公園

■ <10:00スタート>大阪モノレール万博記念公園駅

【大阪から万博記念公園駅までのアクセス】地下鉄梅田駅より約21分、千里中央駅で大阪モノレール門真市行に乗り換え約10分。<料金:片道610円>

【次のスポットへ】夏の花八景まで約10分

■ <10:15>夏の花八景(自然文化園)

40種の夏の花や草木を集めた花スポット。旧ラベンダーの谷を整備した約7800平方メートルの敷地内は、8つのテーマの庭から形成。玄関口となる一の景「誘いの道」から、木陰のベンチより園全体を見上げる八の景「真空テラス」まで夏の花を満喫。各庭では宿根草をメインに一年草、中低木の合計37種の花や草木を栽培している。

【次のスポットへ】チューリップの花園まで約20分

■ <10:50>チューリップの花園(自然文化園)

チューリップ(4月上旬〜下旬)の名所として人気のチューリップの花園。7月下旬〜8月下旬には夏を代表する花のヒマワリで彩られる。ゴッホ、マティスなど有名な画家の名前の品種など23種約1万株のヒマワリを観賞できる。

【次のスポットへ】日本庭園まで約10分

■ <11:20>日本庭園

日本万国博覧会時に日本の造園技術の枠を集めて造られた名園。約26万平方メートルの園内は、西から東へ流れるせせらぎに沿って上代から中世、近世、現代の4つの造園様式を取り入れる。わび、さびの世界を感じられる昭和の名庭園を散策。園内最大の心字池は真上から見ると「心」の文字の形をしている。

■日本庭園<住所:吹田市千里万博公園内 電話:06-6877-7387(万博記念公園総合案内所) 時間:9:30〜17:00(最終入園16:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日休み、4月〜GW、10・11月は水曜も開園)

【次のスポットへ】ソラード「森の空中観察路」まで約50分

■ <12:50>ソラード「森の空中観察路」(自然文化園)

自然文化園内にある全長約300mの自然観察路。その最大の特徴は高さ3〜10mの位置に設置され、40年以上の年月を経て成長した森を空中から観察できること。つり橋や網の歩廊、展望タワーなどもあり、空中散歩が楽しめる。木登りタワーから展望タワーまでの途中、色のトンネルや日時計などを楽しみながら森の上を散歩。

揺れる網の歩廊を抜けると標高82m、高さ19mの展望タワーへ。頂上からは園内や周辺の景色を360度楽しめる。頂上から東側を向くと万博記念公園のシンボルでもある太陽の塔が見える。

■ソラード「森の空中観察路」<住所:吹田市千里万博公園 自然文化園内 時間:9:30〜17:00(最終入園16:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日休み、4月〜GW、10〜11月は水曜も開園)

【次のスポットへ】源気温泉 万博おゆばまで約10分

■ <14:00>源気温泉 万博おゆば

万博公園の一角にあるスーパー銭湯。地下700mから湧き出る100%の源泉が楽しめる。露天風呂広大な露天エリアでは療養泉にも認定されている茶褐色の名湯や、薬草・ワインなどのお湯が日替りの「祭の湯」が楽しめる。女湯にはマイナスイオン効果のある「小夏」など、サウナも完備。

■源気温泉 万博おゆば<住所:吹田市千里万博公園11-11 電話:06-6816-2600 時間:10:00〜翌1:00(最終受付24:00) 休み:なし 入浴料:750円、土日祝800円>

【次のスポットへ】阪急山田駅まで約10分

■ <15:30ゴール>阪急山田駅

【帰りのアクセス】阪急千里線で約15分、淡路駅で京都線に乗り換え約10分、梅田駅へ。<料金:片道270円>

■ウォーキングDATA/歩行距離:約8.5km 歩行時間:約1時間50分 トイレ・自販機:いたる所に完備

■万博記念公園<電話:06-6877-7387(万博記念公園総合案内所) 料金:大人250円(自然文化園・日本庭園共通)>

※掲載している情報は、2017年7月28日時点のものです(※一部例外あり)。台風や大雨の影響により、掲載時点で一部区間が通行止めになっている場合があります。事前にルートの状況を確認のうえでおでかけください。また、ルートの路面状況が変化しますので、軽装でのをウォーキングはおやめください。【関西ウォーカー編集部】